あなたのクラスは、授業の時、教科書をしまわせていますか?
しまわせている先生、あなたは法律違反です。以前教科書を使わずに授業をした先生が訴えられ、裁判で負けたことがあります。教科書は文部科学省の検定によって作られ指導内容が盛り込まれた指導所です。使わなければ法律違反になるし、全国同じ内容を教えることことができなくなります。
僕が教師になった頃は、算数の問題解決学習と言うものが教育会で流行っていて、学校の先生方や算数の静雄指導主事がこぞって教科書をししまいなさい教科書をしまいなさいとキャンペンを行っていました。その結果、算数が嫌い算数ができない子供たちを量産し、学校が荒れる一員になったと思います。
教科書を開いていないと、教師が喋るだけまた中途半端な板書だけの授業となり、街の子たちは何をやっているかがわからなくなります。何をやっていいかわからないから、机に潰したりていたずらをしたりして余計に授業に参加しなくなり勉強もわからなくなります。
当たり前のことですが、勉強ができ、授業が楽しければ子供たちは荒れません。
子供たちを勉強ができるようにするために簡単な方法は、教科書を見せ、音読させ、教科書の通りに学習を進めることです。たとえ教師の話を聞き逃したとしても、学習内容は教科書に書いてあるし、教科書を見れば何度でも振り返ることができます。
教科書には答えが書いてあるから、見せちゃいけない、と言う人がいます。本当にそうでしょうか?
はっきり言って、答えを見たからといって、その学習が全てわかったなんて奇跡はありません。
国語の教科書は基本問題もないので答えも書いてありません。本文の後の手引きのページにお手本として少し載っている事はあります。それを見たからといって子供たちが全部ここがわかったと言うことにはなりません。手引きのページを読む事で、学習の見通しが持てるのです。
算数は書いてあるじゃないかと言うかもしれません。でも答えが書いてあるのは最初の1問だけそこに解き方そして色と答えが書いてあります。それは練習問題ではなく例題です。この例題を音読しながら教えこのように解けばよいという基本形を掴ませるから、見通しが持て、その後になる練習問題を解くことができるのです。
理科や社会は、基本的に学習の進め方が書いてあります。教科書を読むことでどのように学習を進めていくかの見通しが子供たちにもわかります。
オススメは、教師が教科書をそっくりそのまま読んでやること、そして子供にも音読させることです。音読することで、大まかな内容や学習の流れ見通しを捉えることができます。
まずは教科書を読んで教科書の通りにやることで、その学習の基礎基本が身に付きます。そして、教科書内容を基礎として、そこから学習を広げていくことで思考力や表現力がつく授業となるのです。
以上のように、教科書を読むことはメリットばかりです。教科書をしまう事は、デメリットしかありません。しっかり教科書を読ませ、学習内容の見通しを持たせて授業しましょう。