暑さ寒さも 彼岸まで・・・とは よく言ったもので
朝晩は かなり冷え込むようになってきました。
夏の間 外に出していた綿花たちも
そろそろ勢いがなくなってきました。
葉も紅葉し始めた?ので
室内に入れました。
今年も 室内で 越冬の準備の始まりです。
夏場 大きな花を咲かせ
今は 大きな実が膨らんできました。
あっちもこっちも 鈴なりです。
どうかなぁ??
今年は 昨年より たくさん 収穫できるでしょうか?
暑さ寒さも 彼岸まで・・・とは よく言ったもので
朝晩は かなり冷え込むようになってきました。
夏の間 外に出していた綿花たちも
そろそろ勢いがなくなってきました。
葉も紅葉し始めた?ので
室内に入れました。
今年も 室内で 越冬の準備の始まりです。
夏場 大きな花を咲かせ
今は 大きな実が膨らんできました。
あっちもこっちも 鈴なりです。
どうかなぁ??
今年は 昨年より たくさん 収穫できるでしょうか?
綿花を育て始めて 5年が経ちました。
5年前の連休あけのこの時期に 種を撒き
夏を終え、そのまま越冬をし・・今年で 5回目の梅雨に突入です。
今年は、気候が 綿花にあっているのか?
新芽がすくすく・・良く茂ってます。
葉っぱも大きいですが 花も大きい。
これ。
実は、夕方日が暮れてからの撮影。
通常、外で育つ綿花は 朝 花が咲き 夕方 ピンク色に色が変わって萎む・・のですが
我が家の花は 室内で育てているためか
夕方でも夜でも 花は そのまま 黄色いまま。
翌日の朝、花弁はとじてますが
黄色いまま。
そして・・このまま 花が落ちることなく
実が膨らみます。
ほぼ どの花も。
こんな感じ。
まだ 5月ですが
花が 春からどんどん咲くので
既に 実が膨らんだものも多く
早いものだと 夏前には 実が弾けます。
室内栽培なので 屋外の地植えとは違い
収穫量は
掌にのるくらいしかできませんが
夏に 青々とした葉を茂らせ
時々 黄色い花が ぽつぽつ・・とさく
綿花は
我が家の観葉植物です。
久留米絣で ロングスプリングコートをお作りしました。
サイドにスラッシュポケット
袖口は 切り替えカフス
脇裾は 丸くカット
後ろは・・シンプルにこんな感じ
一気に暖かくなってきました。
今週末から お出掛け予定とのこと。
ぜひ、コート羽織って
快適なお出掛け楽しんでくださいね。
*****************
先日、付属を買いに福岡まで行ってきました。
久しぶりのロングドライブに
ハンドルを握る手に力が入ってしまったのか
翌日・・肩も目も腰も ガチガチに強張り・・つ・・つらい。
そんな時・・ふと思い出したのが
「肩こりには 葛根湯!」と
置き薬を置いていった薬屋さんの言葉を思い出し
試しに飲んでみることに。
一応 ”肩の強張りにも効く””とは 説明にも書いてありますが
風邪でもないのに・・いいのかなぁ?っと半信半疑。
・・が
2時間くらいすると
本当に効いた!
すごい 葛根湯!
これで 肩こりは もう怖くないぞっ!
・・・ただ
葛根湯・・高いんですよね・・(泣)
アンティーク時計にはまる・・第三弾
アメリカには
日本のヤフオクと同じようなオークションサイト=e-Bay があります。
この”e-Bay”と日本をつなぐのが ”セカイモン”という日本運営のサイトがあります。
現地担当も現地の日本の方がされているので
質問やトラブル対応など 日本語で丁寧に答えてくれ
支払いや 発送・商品の確認など すべてを責任をもって代行してくれるので
安心して アメリカのオークション商品を購入することができます。
日本とは まったく違う世界が広がっていて
覗くだけでも面白いですよ。
・・っで その”セカイモン”のサイトで
”アンティーク時計””で検索してみると・・
見つけたっ!
1920年代 アールヌーボー様式のアンティーク時計!
アールヌーボーとは
1900年代に流行したデザインのことで
流線形のツタや花模様などが繋がる装飾が特徴です。
これに対し・・1920年代から
アールデコが 流行します。
アールヌーボーの流線形に対し
アールデコは 直線的・幾何学的な模様を特徴としています。
・・っで 今回、探していたのは
流線形で 華美なデザインが
これでもかっ!っと 施された”アールヌーボー”様式の時計
1920年代の時計ですが
この時代は まだ アールヌーボー様式が流行していたようです。
1920年後半~1930年になると
幾何学模様が施されたアールデコ様式が主流になり
この装飾華美な アールヌーボー時計は姿を消します・・。
なにが・・装飾華美なのか?っというと・・
縁飾りも もちろん 彫刻がぎっしり彫り込まれているんですが
文字盤の中央・針の部分 に 花の模様が彫り込まれているんです。
中央の部分・・浮き彫りになっている柄 分かりますか?
これは・・この時計だけでなく
この時代のアールヌーボー様式の時計には
ほぼ すべての時計(メーカーやブランド関係なく)に 施されています。
蓋の開き方も 特徴的。
ケースが片方 蝶番でつまっているため”クラムシェル(貝殻)”と
呼ばれています。これも アールヌーボー時計の特徴。
そして・・
分かりにくいですが・・時計の側面(厚みの部分)
ここにも ぐるりっ一周 彫刻が施されています。
これも この時代・アールヌーボー時計の特徴。
さらに・・
分かりにくいですが・・時計の裏面・・ここにも
裏蓋の縁に ぐるり 一周 彫刻が 彫られています。
これも この時代の時計の特徴。
さらに・・尖がった三角のブルーのリューズ。
これも 同じく どの時計も このリューズが使われています。
光が当たると ブルーが透けて美しい。
とにかく・・
見えない部分 人の目が届かない部分へのこだわりがすごい・・(苦笑)
ちなみに・・これだけ 手の凝ったこだわりの時計。
ケースも 14Kやホワイトゴールドなどが使われ
磨きなおせば キレイに光り輝くっと思うんですが
動かない・汚れている・・それだけで
なんと・・
3000円以下・・なんですよ(泣)
物の価値って・・なんなんでしょう??
そして・・この時代の時計は
見えない内側の ”機械”にもこだわっています。
一般的に
歯車などの摩擦が生じる部分には
”受け石””と呼ばれるルビーなどの”石”が使われています。
見えますか?
縦に並んだ・・赤いルビーの石。
その緻密さ 美しさ・・。
以前、ある番組でスイスの高級時計ブランドの工房が取材された際に
機械の精密さと美しさに驚いたリポーターが
その若き時計職人に
「なぜ 見えない 時計の内側(機械)にこだわるのか?」っと質問したところ
その工房の若き天才時計職人は
「この時計をみた(他の)時計職人を 驚かせたいからだよ。」
っと答えていました。
時計は、何年も何十年も 受け継がれていく
いつか 自分が亡くなったあと 誰かが この時計の修理をしようと
時計の中身を見た際に
自分が作ったその時計の”精巧さ・美しさ”で
その時計職人を
・・驚かせたいからだと。
確かに・・
時計の機械の中身って 時計をはめる側の人間は
なかなか・・見ることができない。
その時計をはめる 持ち主に対して
「この時計は こんなに凝っているんですよ。」っとアピールするためではなく
その”いつ””誰”かもわからない
どこかの時計職人に
「うわっ!これ作った時計職人・・すげぇ・・。」っと
言わせるためだけに
”今” こだわって作っているんだと。
時計職人のプライドが
・・かっこよすぎて 忘れられない一言です。
こんな風に言える仕事をしたい・・っと思いますね・・。
・・っで
これで 私のアンティーク時計への情熱もようやく一段落。
届いた時計を眺めながら
いろんなことを考えさせられます。
100年という月日を経たこの時計たち。
その間には 楽しいことばかりではなく
戦争もあり 疫病もあり 災害もあり・・大恐慌もあり・・
こんな辛いこと・・あんな悲しいこと・・
もう・・乗り越えられない・・というような日々もあったかもしれない・・。
それでも
時間は過ぎ・・年月は流れ・・
人から人へ・・受け継がれ
いろんな街を旅して
100年の年月を経て・・
・・海を渡って 日本に来るなんてこともあるわけで・・。
この時計たちにも
”ここにきて よかった”
そう思ってもらえるよう
これからしっかりお世話したいと思います。
つらつら・・っと 洋服に関係のない時計の話を書き連ねましたが
人の手から生み出される ”モノの素晴らしさ”
捨て去られそうな ”モノの価値”
”今”を築き上げてきた 先人たちの技術とこだわり
現代から・・この先の 未来から 排除されそうなものばかり。
ですが・・学ぶべきものも たくさんあり・・。
私の拙い表現で うまく伝わったかどうかわかりませんが
”古い”と言われる”モノ”への価値・興味を
もう一度 持っていただくキッカケになれば
幸いです。
アンティーク時計に・・はまってます 第二段!
ヤフオクでも 今は 海外からの出品者の方もいて
海外(アメリカ)でしか手に入らないアンティーク時計を
手に入れることができます。
・・っで
日本製とは また ちょっと違う インデックス(文字・数字)の
可愛らしさに惹かれ・・
海外からメール便で送っていただきました。
”ブローバ(BULOVA)”右二つ・・と
”ハミルトン(Hamilton)"左
ブランド物の時計・・お高いんでしょ?っと
思いきや・・
一つの値段は・・3000円くらい。
じゃぁ、偽物じゃん!っと思うでしょ?!
これら 1950年代のアンティーク時計の相場は
ブランド物でも この値段が 相場。
状態が悪いモノは もっと安い値段1500円くらいで
これまた ばった売り されてます。
物の値段って・・・ほんと なんなんでしょう??
右端のハミルトンは、1950年代の物(手巻き時計)ですが
届いてすぐ
ネジを巻いたところ しっかり 時を刻み始めました。
これまた 電池式のクォーツ時計と1分たりとも誤差なく・・。
オーバーホール(分解掃除)に出さなくても
これだけの正確さを保つとは・・
製造から・・70年は経っているのに・・
made in swiss・・・恐るべし・・。
*ハミルトンはアメリカの老舗ブランドですが、
当時、工場はスイスにありました。
真ん中の時計(ブローバ)は 1939年。
戦前ですね。
さすがにこれは動いてませんが 80年の時を経ているとは思えないほど
金メッキの状態がいい。
日本製もそうですが
この金メッキは 古い時計ほど 厚く塗られているそうで
昨今の時計の金メッキは薄く 1年ほどではがれてしまう物もありますが
古い時計ほど 厚塗りをしてあるため はがれにくい・・そうです。
そして
時計の縁(ベゼル)が彫刻風に刻まれているのが この時代の特徴。
1920年~1930年代のアールヌーボーの名残が残っています。
左端の時計(ブローバ)は 1954年。
戦後ですね。
女性が社会で活躍し始めた時代です。
この時計の特徴として
赤い秒針がついていて
インデックス(数字)も細かに記されています。
今では 当たり前の 3針(時・分・秒)ですが
この当時 女性の時計では珍しく
この赤い秒針がついており
看護婦さんたちが 脈を測るのに重宝したことから
当時は ”ナースウォッチ””と呼ばれていたそうです
そのためか・・この時計のインデックス(数字)は
1・2・3の”時間”だけでなく
5・10・15・・・・っと ”秒 分”も記されています。
例えば・・1の数字の上には 5分の”5” 2の上に ”10”など・・。
まさに 働く女性のための時計 ですね。
たった 3点の時計を比べてみても
その時代の流行や 時代背景が分かります。
着飾るための”装飾”的要素が残る 1930年代の時計。
仕事に従事するための ”必要”性を兼ねた 1950年代半ば。
華美な装飾が取り除かれ シンプルさが流行る 1950年代。
ほんとに・・アンティークって面白い。
・・っで アンティーク時計への興味は
さらにさらに・・時代を遡るのでありました・・。(つづく・・)