縞柄の紬の反物からノーカラーコートをお作りしました。
シンプルなノーカラー
脇にスラッシュポケット。
袖口は 横縞使いで切り替え。
折り返しても使えます。
後ろは こんな感じ
総裏地付き。
共布で ストールをお作りしました。
こんな感じ
今日は 雪の降る寒い一日ですが
年明け暖かくなったら ぜひ
コートでお出かけくださいませ。
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先日、学生の頃住んでいた町を歩いてみました。
そこは 市内でも発展著しい?!地区で
マンションが立ち並び、区画整理され道路が拡張され・・
車も人どおりも 昔とはまったく変わってしまっていました。
30年の月日・・当然といえば当然の変化・・。
見上げるほどのマンションの壁が延々と続くその街並みは
どこにでもある街の風景で
懐かしさを楽しんだのは 最初だけ
あとは 足早に通り過ぎるだけ・・。
ですが・・ある建物の前を通り過ぎる時
ふと・・目に留まるものが。
立ち返り その建物の中に入ると
そこは 障がい者支援センター。
その窓辺に 支援センターの生徒さんたちの絵画や書が飾られていました。
決して・・私自身 絵心があるわけでも 絵を見る目があるわけでもありませんが
どうしても 立ち返ってでも見たいっと思わせる絵が並んでいました。
どこがどう・・すごいのかとははっきり言えませんが
ぐっっと惹きつけられる ずっと眺めていたくなるような
そんな絵の数々。
例えるなら・・
純粋
率直
素直
そんな言葉が似合う絵。
30年 街もかわりましたが
私自身も変わりました。
自分も守るために言い訳も上手になり
逃げる術も身につけ
危ない冒険も挑戦も しなくなった・・。
安心に 安全に 通れる道を選ぶようになった・・。
上手に生きられるようになったんだ・・と思っていました。
ですが・・彼らの”ありのままを表現する”絵や書をみていると
なんだか 自分が うっすら汚れている?!ような気になり
自分には こんな風に表現できる頃が あっただろうか?・・っと
ふと考えてしまいました。
いつのころからでしょう・・
人からの評価や 反応ばかりが気になり
当たり障りのない生き方・表現をする癖が染みついてしまったのは。
生きやすい・・けれども
その他大勢の中から 飛び出る魅力はない。
生きにくい・・けれでも
個性が溢れ 周りを魅了するものをもっている。
他にどこにもない 彼らのその表現力が
素直に・・・羨ましかった。
50代の節目の年となり
いろんなことを考え始めます。
何も変えなくてもいいのかもしれない
でも 変えていかなければいけないかもしれない・・と葛藤していただけに
30年ぶり歩いた街で
ちょっとだけ ヒントをもらった気がしました。
また 歩きにこよう。
その時は もっとゆっ~くり歩いてみようと思います。