工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

咲いた!

2011年11月30日 | 日記
木々も冬支度に入り始めたせいか

色がだんだん 薄墨色?になってきた庭に・・・








じゃぁ~ん!!

咲いたっ“シャコバサボテン”



夏の暑さ

秋の乾きにも負けず

ほったらかしの主に愚痴一ついわず・・・



キレイな花を

ありがとう!

シャコバサボテンっ
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おぉ・・豪華客船

2011年11月29日 | 日記
駅前のストアーに買い物に行ったところ

港に

大きな豪華客船が!








その名は“日本丸!”








甲板には多くの人







港では 太鼓を打ち鳴らし

人々が 蛍光ライトを振っています・・








なに?何??

っと 思っていると 次第にロープがはずされ

汽笛が 3回


“ブォォオオ~~~”







ちょうど 出航するところだったようです。



「ありがとうっ!」


「お元気でっ!」



港と甲板で掛け合う声が 少し離れた私のところまで

聞こえてきました。


そして 声は次第に遠く離れていき

船は 次の寄港地へと進路を向けていきました。


誰かが言っていました。

「船での別れが一番つらく・・そして

一番心に残る・・。」

と。




今は 2時間あれば 東京に行け

お隣り韓国も日帰りできる時代です。




だからこそ

船のように ゆっくり離れていく別れは

心に残るのかもしれませんね・・。





長年 この港町に住んでいますが

船での別れは 初めてみました。










ここ佐世保駅裏の港は

来年から

ハウステンボスクルーズが運営する

上海~長崎航路の発着場となります。



上海~長崎間を半日かけてゆっくり進み

船上では

劇場やエステはもちろん

巨大ショッピングセンターまで完備するそうです。

値段もかなりリーズナブルで

価格帯は 7~8000円。

(一万円でお釣がくる・・・?!なんて・・




すごい楽しそう・・と思うものの・・

船酔いの激しい私は

池に浮かぶ手漕ぎボートが限界・・かな




やはり 

港からゆっくり離れる“心に残る別れ”・・は

体験できそうにありません





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3度目の正直

2011年11月28日 | 日記
昨日の日曜日は

お世話になっている福岡県八女市のS織元さんの

一年に一度のハギレ放出会に行ってきました。




行きがけは 高速道路を使って

二時間。


お昼も近かったので

一旦 広川インターで下り

インター近くのレストランへ。


(広川インターを下り 久留米方面へ曲がると

すぐ右手にあります。)








ここ!前回 久留米絣展に行った時に

偶然みつけ とっても感じのいいレストランだったので

今回も お昼は ここ“風と虹の店”に行こう!と

決めていました。









お料理は 全て バイキングシステムになっています。


お料理も 地元の野菜を使ったヘルシーなものばかり。









レストランの中は ゆったりとした時間が流れ

中庭の木々や 中庭の上に広がる空を眺めながら

のんびり食事をしていると

ほっと癒されます。



スタッフの方々も みなさん 丁寧で

店を出るときに

「お気をつけてお帰り下さい。」

と優しい言葉に 更に 心癒されました。





食事を終えた後 八女までは 一本道・・なのですが

もらっている地図は 八女インターからの道順のため


再度高速に乗り 八女インターへ。


(極度の方向音痴のため 応用はききません・・・)




地図をくるくる回しながら

やっとこさっとこ・・S織元さんへ到着!!



部屋いっぱいに 積まれた宝の山(絣の生地)に

目を輝かせ せっせと生地を選んできました。







素敵な生地がお安く買えたことに感謝感謝

に 加えて

優しい 担当のTさん 穏やかで笑顔の素敵な社長さまに

たくさんのお土産まで頂き

言葉では言い尽くせないほど 感謝です。


ありがとうございました。


これからも どうぞよろしくお願いいたします。





大満足で さぁ いざ 佐世保へ!!




ここで 高速にのれば早いのですが・・

どうしても どうしても・・

一般道を通って帰りたかった・・・。



なぜなら・・


久留米に来たのは これで 3回目

過去2回 帰り道を迷いに迷って 結局

コンビニで道を聞くこと数回・・


今回こそは 絶対 自力で帰ってみたいっ!!

っと いうわけで・・

がんばりました。




佐世保は 日本で(ほぼ)最後に日の沈む街・・なので

日の沈む方へ向かって走れば

絶対たどり着くはず・・・



原始に戻り ひたすら 太陽に向かって車を走らせました。









3時間後 無事 帰りつき

(久留米方面)方向音痴のトラウマを

克服することができました。



もうこれで 久留米行き 恐く・・ない!・・はず。

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きらきらフェスティバル

2011年11月27日 | 日記
昨日は

パッチワーク展を見にいってきました。


市立美術館の2Fで行われていた作品展は

柔らかい色彩と

手のぬくもりを感じられる温かい作品が

所狭しと並んでいました。



I先生は とても穏やかで優しい先生。

以前 とってもお世話になった方で

久しぶりにお会いしましたが

相変わらず 笑顔の素敵な方でした。


その優しさが 作品にも現れているようで

見ているだけで ほっこり 気持ちが和むようです。



美術館に入る時は まだ 明るかったのですが

玄関をでると

そこは まったく別世界。

辺りは すっかり光の世界に包まれていました。






市内の繁華街のど真ん中に位置する

市立美術館は 市民の憩いの場として

いろいろな催し物が行われます。



この時期は “きらきらフエスティバル”が行われ

イルミネーションが とてもキレイ







っと・・その横に  なにやら?!不可思議な人?!








この子は 佐世保競輪のマスコットキャラクター

“トップくん”








このお顔は 佐世保名産

“佐世保駒(こま)”をイメージしてます。






そして この“きらきらフェスティバル”のメインが








ど~ん!


市立美術館の壁いっぱいに描かれた光の絵画


この絵を楽しみに里帰りをする方も多く

年末年始 この光のイルミネーションが

佐世保っ子の心を和ませてくれます。






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陶器めぐり

2011年11月24日 | 旅行
昨日は

お隣り佐賀県の各地で行われている陶器祭りを

廻ってきました。


まず 最初の目的地は


“佐賀県武雄市の黒牟田焼 丸太窯”







電気やガス釜での生産が多い昨今には珍しい

登り窯がありました。









お隣り 佐賀県有田町は白磁が有名ですが

ここ黒牟田焼は 唐津焼系に属し

力強い 生命力あふれる作風の器たちが特徴だそうです。


陶器の歴史は長く なんと420年

桃山末期に遡るとか・・・












そんな歴史のある黒牟田焼

ファンも多く

明け方からの大雨にも関わらず 

佐賀県や佐世保市内はもとより 

福岡など遠方から

多くのお客様で賑わってました。







お庭もキレイで 紅葉も今が見頃。






値段は ちょっと高めなので






私のお財布にも優しい 小さな“願い地蔵”様を購入。


たくさんのお地蔵さまの中で

唯一 笑っている優しいお顔のお地蔵さまでした。






次に お隣り黒髪山の麓の作家村の“秋の窯祭り”へ








その中の“いろえ工房”さんへお邪魔しました








黒髪山を目の前に望む工房は とってもお洒落











ギャラリーの入り口







の向こうには・・・







池が広がっていました。




ここは 先ほどの黒牟田焼とは 全く違う










白磁にキレイな色絵付けが施された 

繊細でモダンな器たち







こちらも ぞくぞくとお客様がご来場。




ギャラリーの奥では 

手作りケーキとサラダのサービスがあるなど

最高に贅沢な時間が流れてました。




 
金・土・日は 予約制でランチ(¥2100)もできるそうです。



黒髪山を眺めながら

いろえ工房の器でのんびりランチ。

たまには そんな贅沢もいいですね。




もう一軒いけるかな?っと車を走らせ


次に向かったのが“陶祥窯”











二階がギャラリーになっていました。




ここの器は 先の二軒とは またもや全く異なり







赤や黄色・青色など色とりどりの絵付けが特徴で

すべて 手書き。




吹き抜け天井になった雰囲気のある二階のギャラリーで 

ぜんざいとお茶のサービスがあり

器を載せた朱塗りのお膳は なんと100年前のもの。


古民家のような建物自体も 歴史があるそうで 

もとは庄屋さんだったそうです。







昨日は たくさんある窯元さんの中で

たった三軒しか廻れませんでしたが

同じ佐賀県北西部に位置し

車で 10~15分足らずしか離れていないのに

その窯元さんごとに

まったく違った魅力があり

とても楽しい窯元めぐりになりました。





伝統を守るところ 新しい作風に挑戦するところ・・・



いろんな意味で元気をもらった一日でした。






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