工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

歌川国芳展

2013年06月30日 | 日記
先日 長崎歴史文化博物館に


“奇想の浮世絵師 歌川国芳展”


を見にいってきました。








今回 152点の作品が展示されるということで

前期・後期に分けての展示となり

前期は ~7/1まで。

後期は 7/3~7/24までになります。












国芳は 江戸後期 

天保の大飢饉・黒船来航など時代が大きく変化する中、

天保の改革が発せられ

江戸の町に 様々な制限が設けられた時代の浮世絵師です。







美人画を描くことが制限された浮世絵師・国芳は

多くの浮世絵師が 廃業に追い込まれる中、

独特のユーモアと奇想天外な発想で

武者絵や江戸庶民の日常生活を描き

人気を博します。





















大胆な構図で描かれた武者絵だけでなく





おどろおどろしい妖怪を題材としたものも多く





特に 

“国芳の猫たち”は

顔が 自然に にやけてしまうくらい



決して 写実的でキレイな“猫”の姿ではありませんが

その独特な表情・姿勢は

猫好きには・・たまりません。




猫好きな方は 必見です

















そして・・



長崎歴史文化博物館には


もう一つの見所があります












それは まるで・・お城のような外観。















この博物館は 長崎奉行所の跡地に建てられ

博物館とは別に 長崎奉行所が復元されており

時間によっては

実際に・・“御白洲(おしらす)”=江戸時代の裁判の様子を

再現したお芝居をみることが出来ます。














長崎奉行所といえば・・

あの“遠山の金さん”のお父様

遠山左衛門尉景晋(とおやまさえもんのじょうかげくに)が

いらっしゃったそうですよ。





この日は 時間がなかったので 見ることが出来ませんでしたが

後期展示を 見にいった際には

是非 “御白洲(おしらす)”も見てこようと思います








ただ・・・

今回も 佐世保から長崎へ車を運転していったのですが・・














長崎市内は

電車が走ってます・・・。



時には この線路の上をまたいで

右折・左折をしなければならず・・・




何度行っても

この電車道には ドキドキの連続です。





もし 車でお越しの際は










・・・覚悟してお越し下さい・・・・





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お久しぶりです。

2013年06月29日 | 日記
先週の洋裁教室に

Tさんが

久しぶりに遊びに来てくださいました。




Tさんは ハウステンボスで洋裁教室をしていた頃からの生徒さん。


穏やかで いつもニコニコと笑顔の素敵な方です。




去年の夏頃

体調を崩され 約一年 お休みされていましたが

久しぶりに

遊びに来てくださいました。



体調も落ち着いているとのことで

午前の生徒さんの輪の中に交じり

楽しそうに時間を過ごして帰られました










可愛いお雛さまのストラップ











Tさんのお母様が作られる

お雛さまのストラップです。




「お土産

っと たくさん持って来てくださいました。

感謝




他の生徒さんたちの間でも“可愛い”と大評判





さっそく みなさんの元へお嫁入りしていきました。











これ・・何でできているか わかりますか?











答えは・・シジミの貝殻です。











二枚の貝をあわせてできたお雛さま。

 

貝は 全ての形が一つ一つ違い

同じ貝殻同士でないと 貝は組み合わさらないそうで



貝のお雛さまは とっても縁起物なんですよ。
















Tさんのお母様は

数年前に大病を患われ

そのリハビリにっと

このお雛さま作りを始められたそうです。


「誰かにもらってもらうのが 楽しみなの」


っと 日々 誰かの喜ぶ顔を楽しみにお雛さま作りをされていて


たくさん作り溜めたお雛さまの嫁ぎ先を探している・・とお聞きし




去年の3月に始めて 福岡で手作り展に参加する際、





「ならば!わたしが!手作り展で たくさんの方にお渡ししてきます!」


っと



会場で 

たくさんのお客様にお配りさせていただいた思い出があります



とっても人気があり

最終日には すべて 嫁いでいきました。










手作り展の最終日

仲良くなったお隣りのブースで

Tさんのお母さんを想像しながら

“猫とお花のオブジェ”を選び

繊細な作りのそのオブジェを

帰り道に 壊さないようにハラハラしながら

持って帰ったのも


懐かしい思い出ですね。




お雛さまをお渡ししたお客様

オブジェを買ったお隣りのブースの方

とっても 楽しかった手作り展




また みなさんにお逢いしたいですねぇ。








一つのきっかけが

また 一つの出会いを呼び

また 一つの思い出を作る・・・


お雛さまストラップを眺めながら

本当に

いろんなことが思い出されます。












七夕も近いので・・・










福笹の葉に飾ってみました。













八月のお盆までは 忙しいので

それが過ぎたら

また 教室にもでてきますね




っといつものにこやかな笑顔で帰っていかれたTさん。


ほんの少しの時間でしたが

教室の笑い声の中

Tさんの笑顔が見られたのが

私にとっても嬉しい時間になりました。
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羽織でバッグ

2013年06月27日 | 日記
友人から頼まれていたバッグ 他数点が

やっと完成しました。




ほっ・・・












約一ヶ月前・・・


着物や羽織をたくさんもらったので

そのお礼にくださった方にバッグをプレゼントしたいっと

依頼をうけ

バッグ2点と

クッションカバーを

お作りさせていただきました。







バッグは お母様とお嬢様のお二人で使っていただけるように

手提げタイプと

ショルダータイプの

2点。


すべて 頂いた羽織を組み合わせてます。











ショルダーバッグの方には 

羽織の背紋を そのままいれてみました。








裏地は・・・









もちろん羽織です。





表面は 携帯を入れられるポケットや

ファスナー付きポケットをつけ


裏面も・・・









羽織の絵柄を充分に活かしたかったので

大き目のポケットにしました。






どの羽織も 

キレイで崩してしまうのがもったいないくらいでしたが

バッグとして

これから先も

お客様のお側に置いていただけると

嬉しいです














ついでに・・・










同じ型紙の応用で

教室用サンプルバッグを作ってみました。




表面は


松の木と鶴・寿の文字と宝壺などの吉祥文様の柄を使い













そして・・裏面は・・・











翁のお面を被った可愛い稚児。








お子様用の晴れ着です。


子供の元気な成長を願う親御さまの想いのこもった絵柄ですね。






教室のサンプルでもありますが

半分 自分用に作ったのですが

使うのがもったいないなぁっと

只今 翁の絵柄を表に向けて 箪笥の上に飾っています。













良い事ありそうな縁起物のバッグ



このまま

部屋のインテリアになってしまいそうです・・







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おじさんのプランター農園

2013年06月26日 | 日記
昨日の夜は 突然の大雨が降り

雨音の激しさに ドキドキしましたが

今朝は 雨も止み

寒いくらいの涼しい風が吹いてます。





今年の梅雨は 

ジトジト・・雨が降り続くわけではなく

降ったかと思うと・・カラっとしたお天気が続いたり・・

いつもとは 違う梅雨模様の長崎です。




























お隣りのおじさんの育てている野菜が 日々 スクスク育ってます。





(・・我が家の雑草も・・育ってますが・・







おじさんは 他にも トマトにシソ オクラなどなど・・

いろんなものを育てていますが






我が家の枯れかけた花も・・・









生き返らせてくれました










感謝








いつも通る階段に

たわわな実りと キレイな花

通るたび 癒される毎日です。
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銀杏の実

2013年06月25日 | 日記
先日 用事があり 福岡・博多まで行ってきました。



車で行き 川端商店街に車を止め

川端アーケードを通ると・・












ちょうど 博多山笠の準備が始まってました。



この時期、博多の町は 祭りムードで染まります。



学生の頃

この川端通り商店街の中にある生地屋さんでアルバイトをしていました。


夕方 店頭のワゴンの生地を片付けていると

よく この着物姿の方々をみかけ

伝統の祭りに対する意気込みをよく感じてましたね。






博多座のすぐ近くにあるこの商店街。


今は 6月博多座もあっているため









幟も飾られ 活気づいてますね。


福岡にくると 必ず この商店街に来て

元気をもらいます。



商店街を抜けると キャナルシティー博多があり

その手前に

櫛田神社があります。










必ず ここで参拝しますが


今回は 境内のご神木に・・・











蔦がからまり

キレイな花が咲いてました。











よく見ると・・・










銀杏の実がたわわに実ってます。



福岡・博多は いつ来ても活気に満ち溢れ

歩くだけで 元気になります。



この日 歩いた距離は 約13000歩




さぁ 今週一週間もがんばろう!
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