十勝の活性化を考える会

     
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寛容さと炎上

2019-09-05 05:00:00 | 投稿

私は憲法に対してあまり関心が無かったが、憲法9条などに関連して憲法に関心を持つようになった。日本は法治国家だから、憲法21条の「表現の自由」を含めて、国民は様々な権利を保障されている。

 

表現の自由に関連して思うのであるが、いまの日本は良い意味でも悪い意味でも、「寛容さ」が失われてきているように思う。

その原因のひとつにスマホなどの情報の普及とそのスピードなどがあり、ツイッターに書き込みする人が多い。「パソコン炎上」である。

例えば、愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナー2019」での「平和の少女像」などに関して県知事と名古屋市長の言い分が物議をかもしている。展覧会の開催中止の決定を含めて、ツイッターで炎上しており、寛容さや許容範囲が狭まってきているように思える。炎上するなら、日本の政治や国会にも炎上してもらいたい。

ただし、「正しいものは正しい、悪いものは悪い」と言って、行動に起こすことが大切で、香港ではまだ抗議のデモが続いているようである。

「十勝の活性化を考える会」会員

 

 

注)憲法21

日本国憲法 21条は、日本国憲法第3章にある条文で、集会の自由結社の自由表現の自由検閲の禁止、通信の秘密について規定している。

いわゆる表現の自由ないしは言論の自由の日本における根拠条文である。なお、集会の自由ないしは結社の自由も、表現の自由に類するものとして本条により保障されている。

 

2項前段は、検閲を禁止する規定であるが、検閲が定義されていないため、制限される「検閲」の主体について争いがある。最高裁判所は、行政機関が行うものに限定すると判断している。裁判所の命令も検閲の主体には含まれないものとされている(北方ジャーナル事件参照)。

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