十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

新ゴミ処理場について

2022-12-02 05:00:00 | 投稿

 

 “広報おびひろ”令和32月号の「市長コラム」を読んだ。帯広市長が言っているとおり、これからの市政は、人が真ん中に居るデジカル化を進めるべきである。

日本は国策で、地球温暖化につながる温室効果ガスの排出をゼロにする「脱炭素社会」の実現を、2050年までに行なうようであるが、帯広市はこの脱炭素化をどのように進めるのだろう。

聞くところによると、約500億円も費やして新ゴミ処理場の建設が予定されている。これには、地球温暖化を招く焼却炉が検討されているようであるが、これは国策と相反する政策である。しかも、現在より5メートルも低い場所に通られると見られ、浸水の恐れがある。「福島原発」のように想定外では困るのである。将来を見据えて、人間が真ん中にいる「脱炭素社会」の実現が、市政に求められる所以であろう。

折から、地球温暖化により日本のほか、世界中が大変なことに成

ってきているので、「計画変更」ないしは「無期限延期」などを検討すべきである。そうすることによって、十勝の価値が一層高まり、全国からの移住者も増えると思っている。これからの市政のキーワードは、地球温暖化を踏まえて、「環境都市」の実現が中心になると思っている。

地域というのは、人間と自然の関係や人間同士の関係が、総合的に結合したものである。この関係を忘れ産業開発を急ぐと、地球環境や自然破壊といった取り返しのつかない結果となり、公害問題という形で住民の生命や健康に危険を及ぼすことになる。十勝は日本の食糧基地を担っているので、自然を大切にしたいものである。

十勝は農業のほか、他の地域との差別化を図りながら、リーズナブルに食べて飲める独特の屋台街を作り、“屋台のまち「おびひろ」”としても売り出したらどうであろうか。

乳製品、各種パン、ジャガイモ、トウモロコシ、アイヌ料理などの地場産品、十勝ワインやジビエも提供することで、生産者の創意工夫にも繋がる。また、美味しいお菓子や地場産品の良さを知ってもらう、大きな機会にもなるのではないだろうか。

全国各地に住んだ者として思うのであるが、十勝ほど自然に恵まれ、食べ物が美味しいところはない。だから、“フードバレーとかち”と言うのだろう。十勝に活気を取り戻すためには、住民やよそ者の声を聴き多くの人が結集し、行政機関と一体になって取り組む必要がある。

「十勝の活性化を考える会」会員


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2022-12-02 22:49:42
CO2の排出量は減っています。
ゴミの量は増えてます。
貴殿の環境誤認だと思います。
返信する

コメントを投稿