令和2年10月23日付け「十勝毎日新聞」の記事に、中心市街地活性化の記事が載っていました。その記事を読むと、帯広商工会議所商業委員から、「なぜ中心部活性化なのかを整理しなければ、市民からの共感が得られない」といった意見が上がったそうですが、以下のように帯広市を含めて“まち”の活性化を見ています。
①物事には、組織の管理部門などのように核の存在が必要であること。
②帯広市市街地の中心は、交通網等から今もそしてこれからも、JR帯広駅周辺に変わりないと考えられること
③帯広市内には、新興住宅団地、旧新興住宅団地などが混在して市の基盤を形成していること
④全国の人口が減少した中心市街地を見てきましたが、人口が減少すればまち全体が寂れていくこと
⑤25年後の十勝の人口は、7万人の減少が予想されており、帯広市も人口減少が避けがたいこと など
以上の点も踏まえて、まずJR帯広駅周辺を活性化することが、市全体の活性化につながると思います。もちろん、活性化の意味するところは人によって異なります。あくまでも商業集積が進んだ中心市街地に限った活性化(GDPの拡大)のことを考えています。
予算を含めた人材、観光資源には限りがありますから、帯広市が市民の意見を聴きながら実行に移すことは言うまでもありません。具体策としては、様々なことが考えられますが、帯広市は“豚丼のまち”としては定着しているようです。
また、中心市街地にある北の屋台では、アイヌ料理を出している店が流行っているそうですので、アイヌ観光の活用も市街地活性化になるものと思っています。
「十勝の活性化を考える会」会長
注) 活性化
活性化とは、沈滞していた機能が活発にはたらくようになること。
活性化したものが再び元に戻る状態、あるいは不可逆的に活性化できなくなることは、「不活化」または「失活」と呼ぶ。
経済、政治
地域の活性化
その他
- 「国会審議の活性化」
- 「特定自由貿易地域活性化」
- 「中小企業の事業活動の活性化」
- 「中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化」
- 「公務の活性化のために民間の人材を採用する場合の特例」
- 「特定産業集積の活性化」
- 「特定農山村地域における農林業等の活性化」
(出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)