十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

犬のおしっこ

2021-08-31 05:00:00 | 投稿

先日、京都府から研究に来た女性獣医に同行して、いとこが経営している隣町にある幕別町忠類の酪農農家(ホルスタイン370頭、肉牛180頭、牧草地2キロ*7キロ)に行ってきた。その獣医は、酪農についていろいろと質問していた。

その間にも、牛は“おしっこを数回していた。牛は、たくさん牧草を食べるから何回もおしっこをするが、それにより人間は、牛乳、おいしいステーキ、すき焼き鍋を食べることができるのである。

一方、先日のNHKテレビでは、犬のおしっこが原因で電柱が倒れたことを報じていた。ただ犬から見れば、人間は勝手きわまりない我がままな動物であろう。私たち人間が生きていけるのは牛がいるからで、そのことを忘れないでほしい。

以前に車を運転していたら、同乗していた息子が何処からともなく匂ってくる牛のふんの匂いをかいで、“これぞ北海道の匂いだ”といった言葉が忘れられない。十勝の食料自給率は1,200%、北海道の200%の6倍もある。その理由のひとつは牛のふんで作ったたい肥を畑にまくからで、農作物の収穫が増えるのである。ただ、日本の食料自給率を身内8人に聞いたところ、知っていたのは中学1年生の孫だけであったので残念であった。参考までに、地元新聞に載った犬のおしっこについての私の考えを載せよう。

『令和2年9月21付のまちの声「犬猫のおしっこ対処の条例化を」を読み、私の考えを述べさせていただきます。何でも条例化にするのは良くないと思います。なぜなら、飼い主を含めてその条例に縛られるからです。

私は犬を飼っていますが、犬のことを思って十勝川の河原で何回もおしっこをさせています。犬猫の先進国では、その”おしっこの条例”をどのようにしているかを知りたいものです。

大切なことは、「新型コロナ禍」を振り返ると人間が動物との共生をどのように図っていくかとだと思います。なぜなら、いま一番問題になっている地球温暖化は、“人間様により作られたと犬猫などが言っているかも知れません。』

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北海道 十勝の深掘り 神田日勝記念美術館

2021-08-30 05:00:00 | 投稿

北海道 十勝の深掘り

全国の読者の皆様に、「北海道十勝ってどんなところ?」の疑問に深掘りしてお伝えしてまいります。


神田日勝記念美術館

『神田日勝記念術館』にて、夭折した天才画家・神田日勝の世界に触れる

『神田日勝記念美術館』にて、夭折した天才画家・神田日勝の世界に触れる | トカチナベ

かつて十勝には、地元でしっかりと根を張って生きながら、素晴らしい作品を生み出している画家がいました。「画家である、農民である」と自らを表した...

トカチナベ

 

 

60万人のご来館に感謝

2021/07/16

 北海道の内陸、東京からでは1,200㎞も離れた寒村鹿追町に建つ神田日勝記念美術館。日勝が生きたころは蒸気機関車と青函連絡船を乗り継ぎ24時間以上かかった道のりも、今では羽田空港から飛行機とレンタカーで所要時間2時間30分強。札幌市からでも高規格道路を利用すれば同じく2時間30分でたどり着きます。開館から28年が過ぎた今月、60万人目のご来客をお迎えすることができました。

神田日勝記念美術館館長  小 林  潤

 

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隣りの達人

2021-08-29 05:00:00 | 投稿

 

私は評論家の話を、いつも聞くようにしている。なぜなら、評論家は的を得たことを言うからである。一方で私は、身内の人の話をあまり聞かないようにしている。なぜなら、大きな声で言えないが的を得ていないからである。

自宅の隣りに、的を得ていることを語る友人が住んでおり、お話を聞きにいく。彼は、四国霊場巡りや読書に加えて、豊富な経験を積んでおり、学者よりも知見が豊富な時がある。彼の話は事実に基づいているので、政治家のように決してウソを言わず、大所高所から国家論などを論じてくれるので、認知症の私にとっては頭の刺激にもなっている。

彼によれば、現世はすべて業(因果)であるので、変えることは難しいそうである。彼の座右の銘は、“着眼大局 着手小局である。着眼大局とは、物事を全体的に大きくとらえ広く物事を見て、その要点や本質を見抜くことである。着手小局とは、細かなところに目を配り具体的に実践をすることである。このように全体と部分、目的と手段について考えることは、いろいろな目標達成や問題解決にも役立つと思う。

「問題の本質はどこにあるのだろう?」と、大きな視点からまず考える。そして、「それを解決するには、どんな行動をすれば良いのだろうか?」と具体的な行動に落とし込んで、行動することが大切である。 他人に対して何かを伝えようとする場面においても、「全体→部分」、「目的→手段」、「本質→具体化」のように流れをしっかりと押さえ、相手のことも考慮しないと、真意が伝わらないことが多いと思う。

先日、ある知人に日本のあるべき姿のことを質問したが、明確な返答がなかった。確かに、日本は問題が山積しておりテーマが大きく、私たち庶民には分からないことも多い。ましてや政治家はウソが多いので、何が本当なのか分からなくなり、社会情勢に対して無関心になることがある。

ただ、どうしても気になっていることがある。それは、国債残高のことである。日本の国債残高はコロナ禍もあって急増しており、先進国の中では突出した状況にあり、財務省が自らのホームページに、「日本の財政状態は危機的状況に陥っている」と何度も書いているからである。日本にデフォルトが起きるなどと思いたくないが、ある友人のメールには、「40~50年以内には、デフォルトがありそうだ」と書かれていた。

彼の子供は40歳代であるから、彼の子供や孫の時代には大変なことになる可能性があるということを言いたいのだろうか。彼の話の根拠は不明であるが、そのようになると日本に留まらず世界恐慌となり、リーマンショックどころの騒ぎではないだろう。

デフォルトと倒産、個人では自己破産、いずれも経験したくないが、”リスタート”と言うこともある。再出発をすることで良い人生を歩むことができれば、それもまた選択肢のひとつであると思う。

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北海道 十勝の深掘り 関寛斎セミナー

2021-08-28 05:00:00 | 投稿

北海道 十勝の深掘り

全国の読者の皆様に、「北海道十勝ってどんなところ?」の疑問に深掘りしてお伝えしてまいります。


陸別町関寛斎顕彰会は作家合田一道氏を講師としてお迎えし、関寛斎セミナーを開催します。

 

第6回 寛斎セミナー 開催要項

開催日時 令和3年10月12日(火) 13:00~17:00

開催場所 帯広市 とかちプラザ 2F 視聴覚室

講演会  演題 関寛斎が遺したもの
     講師 合田 一道氏 (寛斎セミナー講師)

VTR NHKほっからんど212 人間登場 関寛斎 視聴

懇談   『関寛斎評伝』藤原書店 著者を囲んで

参加費  無料

主催   陸別町関寛斎顕彰会・後援 陸別町・陸別町教育委員会

協賛団体 大津十勝川学会 ・ NPO十勝文化会議郷土史部会
     十勝の活性化を考える会
     陸別町文化協会・陸別町郷土史研究会・あかえぞ文藝舎

参加申込み 陸別町関寛斎顕彰会事務局 斎藤宛
      令和3年9月1日~30日 参加予定80名(陸別35)
      10月8日参加者にセミナーガイド配布予定
セミナー運営委員 関寛斎顕彰会役員・会員で構成します。

事務局   陸別町関寛斎顕彰会事務局
      陸別町東1条1区 サロンガンビー内

TEL  0156-27-3982
     090-9513-8855


当会では関寛斎顕彰会様より要請を受け、役員会で協議の上協賛することにいたしました。

参加ご希望の方は直接関寛斎顕彰会事務局に申し込むか、当会で取りまとめも行いますので、ご連絡ください。

 

 

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第32回東京オリンピックとコロナ禍

2021-08-27 05:00:00 | 投稿

東京オリンピックの開催是非は、いろいろとあると思うが、以下の二人が言ったことは当たっているのではないだろうか。その一人は、大越健介ニュースキャスターで、もう一人はソウルオリンピック女子柔道で銅メダルを獲得した山口香氏(JOC理事)である。

大越氏は、東京オリンピックはブラジルでのリオオリンピックが終了した時点で始まっていると言った。山口氏はオリンピック開催に反対であったが、開始の2月前に、「オリンピックはすでにジャンプし始めてしまっている。あとは、どのようにソフトランディングするかだ」と言っていた。

既にたくさんの施設が完成し、建設業者をはじめ多くの業者が恩恵を受けたことだろうが、オリンピック後の不景気を心配している。開催は政府や東京都が決めたことなので私には関係ないが、突き詰めて考えれば国民みんなが決めたことだと思っている。

もしも開催に反対であるのならば、10月に予定されている国政選挙で現政権に反対票を投じれば良いのだと思っている。そのような意味で、次回の国政選挙は重要な選挙だと思っている。個人的には、地球温暖化の方が、オリンピック開催よりも人類にとって重要だと思っているので、東京オリンピックの開催是非についての丁々発止のように、議論が盛り上がってほしい。

日本人は、風呂好きなので“茹でカエルのようなものである。カエルは、いきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出すが、常温の水に入れて水温を上げていくと逃げ出すタイミングを失い死んでいくが、東京オリンピックが終了したら、日本人が茹でカエルであっては困るのである。

世界は格差と貧困が拡大しており、飢餓で死んでいく人々がたくさんいる。ちょうど100年前の1918年から1920年にかけて大流行したスペイン風邪では、国内で45万人が死亡したそうであるが、その中の一人に祖母になったであろう父の母親が亡くなったと聞いている(享年38歳)。なお、新型コロナ禍での日本の死亡者は、今年7月末現在では1.5万人で、当時の日本の人口が約4,000万人だから、1/100弱と少ない数値である。

それにしても今年の北海道は、暑すぎる。北海道だけでなく、世界中が暑くなっており、中国での冬季オリンピックの開催はできなくなるかも知れない。なぜなら2014年、ロシアで開催されたソチオリンピックでは、雪が無くて大変だったのである。

「十勝の活性化を考える会」会員