「嘘も方便」とは、ものごとがスムーズに運ぶためには、嘘が必要となることもある、又は、大きな善行を成し遂げるためなら、小さな非行は許されるという意味の諺です。
方便は、仏教では衆生を教え導き、真理に誘い入れるために仮に設けた教えとして使われます。つまり、「目的を達成するために使う便宜的な手段を表わし、あくまでも相手の利益になることを前提に、やんわりと嘘を肯定している表現です。
嘘を付く場合、ウソは自分には分かるが、相手は分からないことが多い。この“嘘”であるが、「喜ぶ相手の顔を見て、これで良いか」、「励みになるか」とウソつく場合、「嘘も方便」と言うのでしょう。
「新型コロナウイルス」に絡んで、東京都職員を名乗る者(嘘つき)が、家主と話しているうちに、もう一人の男が家中を物色、窃盗する悪辣な手口が報道されています。
これは、ウソでなく、事実なので気を付けましょう。近年、人の弱み、困難、被災等々に付け込んだ非人道的な事件が多発しており、情けなく嘆かわしい限りです。
「十勝の活性化を考える会」会長
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