令和元年8月9日、長崎市長が92歳になる被爆者女性が書いた詩を追悼式典で読んだ。そして、その詩が全国の人々に大きな感動を与えている。なぜなら、母親や兄弟を一瞬に奪った原爆の悲惨さや平和の尊さが、直に伝わってくるからである。唯一の被爆国として、日本の役割は重大である。
さらに大きな課題は、現に進んでいる「地球温暖化」と「人口減少」である。
地球温暖化は、日本だけではどうにもならない問題であるが、22世紀までに世界の平均気温は3~5度も上昇、海面が1m高くなり、日本の砂浜の9割は消失するといわれている。このように挙げると心配事は尽きないが、おのれの出来ることを粛々とやっていくことしかない、と思っている。
一方、人口減少の方は、どうにかなるのではないかと思っている。否、どうにかしなければならない大問題である。なぜなら、このまま人口減少が進めば、2,100年(今から80年後)における日本の人口が、約6千万人と半減が予想されるからだ。人口が半減した場合の日本を予想すると、以下のとおりである。
① GDPの低下
② 人手不足
③ 借金大国 ⇒ 財政悪化
④ 公共投資の減少
⑤ 外国人の増加などによる治安悪化
いろいろと考えられるが、悪いことばかりである。ただ2,100年、長寿の薬が開発されていなければ、私はもちろん死んでおり、ピラミッド型の人口構成から高齢者も少なくなっているかもしれない。そして日本は社会保障費も少なくなり、財政負担の軽減が進んでいるかも知れない。ただ、そのようになるまで、みんなで知恵を出し合い、乗り越えなければならない道筋と考えている。
「十勝の活性化を考える会」会員
注) 高齢者
高齢者は、社会の中で他の成員に比して年齢が高い一群の成員のことである。ただ、高齢者という年齢の定義は一定のものはない。
日本語においては、同義語として老人(ろうじん)、年寄(としより)、お年寄り(おとしより)などの言葉がある。また、この世代を老年(ろうねん)と称する場合がある。
高齢の線引きは曖昧且つ主観的な部分があり、判断は容易ではない。国連では60歳以上、国連の世界保健機関 (WHO) の定義では、65歳以上の人のことを高齢者としている。定年退職者もしくは老齢年金給付対象以上の人を言うことも考えられる。
日本では一般的に、0~19歳を未成年者、20~64歳を現役世代、65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者とされる。
(出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)
つまらない内容ですが、よろしくお願いします。
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