茨城県の水戸に茨城歴史館がある。
偕楽園の近く、庭は公園のようになって近隣市民が通り抜けている。
イチョウ並木があって最盛期にはライトアップされているそうだが、ちょっと遅かった。
歴史館の外観は城の石垣を模しているのだろう。
企画展の縄文展が開かれていた。
土器や土偶をゆっくり見たが、ほどんど撮影禁止だったので紹介しない。(なぜ撮影禁止なの?)
その一角に旧水海道小学校が移築されていた。
明治初期の洋館風建物で堂々としている。
茨城県西部の水海道市(みつかいどう)は平成の合併で現在は常総市になっている。
江戸寛永年間に鬼怒川と利根川をつないで江戸への水運が切り開らかれたため、茨城西部や栃木方面の荷物が集まり、かなり栄えたという。
この学校を町民の寄付で建てたというのだから、かなりの栄えた町だったと思う。
学校の沿革をみると、昭和7年講堂にスタンウェイピアノを購入という記述もあった。
普通の小学校だが、ハイソな(こういう言葉最近使わないなあ)教育が施されていたのかもしれない。
最近はほとんど話題にならない水海道。
牛久からは近いので一度行ってみようかしら。
ではまた、ぶらり。