常磐線の我孫子(あびこ)駅のホームに弥生軒はある。
上りのホームにも、下りのホームにも。
ここは特大唐揚げで有名だ。
そして切り絵の画家の山下清が若いころ勤めていたことでも知られている。
弥生軒はいつも人があふれている。
夕方など高校生は店の外で食べている。
唐揚げは1個しかのっていないが大きくて、適度に味付けされたそばにかぶりつくと、幸せな気分になる。
(写真を撮るのを忘れるくらい。。。)
唐揚げは単品でも売っていて、持ち帰りの客もいる。
ちょっと値上げされた気もするが500円でおつりがくる価格に納得するだろう。
ただ、そばがいまいちかな。うどんのようなそばである。
いっそ、うどんで注文した方が納得するかもしれない。
山下清のサイン入り色紙と絵、写真が飾ってある。
山下氏が働いていたのは戦前のようだ。
5年間も勤勉に弁当を作っていたという。
弥生軒はむかし駅弁屋で、山下画伯の絵が包み紙になっていたという。
当時の常磐線は蒸気機関車なので、ノスタルジックな一コマを想像する。
どんな弁当の内容か知りたいところだが、ネット上の記載はない。
ではまた、ぶらり。