うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

だいだらぼっち:巨人伝説

2023-12-10 17:00:00 | なんだこれ

茨城県水戸市の東に大串貝塚ふれあい公園がある。

ここは「だいだらぼっち」巨像がある。

白い男が座って少し下を見ている。

像の高さは15m25cmという。

いかにも張りぼてっぽい。

 

中に入ってみると、だいだらぼっち伝説の解説などが展示されている。

階段を上ると、だいだらぼっちの手のひらに出た。

大した眺望ではないが、東側、海方面を眺められる(海は見えない)。

田んぼが広がる。

この大男がハマグリなどをたべた貝殻が丘になったとされ、実際、大串貝塚として保護されている。

 

像のとなりはだいだらぼっち足跡が。

右手側に足指がみえる。

 

だいだらぼっちの伝説は全国にあるようで、柳田国男や南方熊楠も考証しているそうだ。

各地のだいだらぼっち、でえだらぼっち、でーらぼち、たちはいろいろな伝説がある。

足跡や小便の後として池や川が伝えられ、人助けもした。

ガリバーの大男時代を思わせる。

 

茨城のだいだらぼっちは奈良時代の『常陸国風土記』に記載され、由緒だだしき方のようだ。

ただ、そのお顔はなんとなく寂しい気がする。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 

 


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