茨城県水戸市の東に大串貝塚ふれあい公園がある。
ここは「だいだらぼっち」巨像がある。
白い男が座って少し下を見ている。
像の高さは15m25cmという。
いかにも張りぼてっぽい。
中に入ってみると、だいだらぼっち伝説の解説などが展示されている。
階段を上ると、だいだらぼっちの手のひらに出た。
大した眺望ではないが、東側、海方面を眺められる(海は見えない)。
田んぼが広がる。
この大男がハマグリなどをたべた貝殻が丘になったとされ、実際、大串貝塚として保護されている。
像のとなりはだいだらぼっち足跡が。
右手側に足指がみえる。
だいだらぼっちの伝説は全国にあるようで、柳田国男や南方熊楠も考証しているそうだ。
各地のだいだらぼっち、でえだらぼっち、でーらぼち、たちはいろいろな伝説がある。
足跡や小便の後として池や川が伝えられ、人助けもした。
ガリバーの大男時代を思わせる。
茨城のだいだらぼっちは奈良時代の『常陸国風土記』に記載され、由緒だだしき方のようだ。
ただ、そのお顔はなんとなく寂しい気がする。
ではまた、ぶらり。
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