ときぶーの時間

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誰も言わない。

2014-07-13 06:01:20 | 日記
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NO650
先週、原発復旧に携わっていた友人たちに会った。
その中の一人は原発構内の高線量区で働き100ミリシーベルトに近い被曝をして、原発復旧作業から身を引いた。
いや、働けなくなったと言った方がいい。
今までの基準20ミリシーベルトの約5倍の被曝だ。

僕は友人に聞いた「体に影響はないの?」
「今すぐには出ないと思うけど、必ずあるべな」と、返って来た・・・・・。
「・・・・・」返す言葉がなかった。


今日の写真はhttp://mainichi.jp/graph/2013/02/02/20130202k0000m020099000c/013.htmlより
爆発直後、2号機と4号機の間にある3号機は特にひどい状況だった。

今もロボットを使わないと作業出来ない3号機の高線量区付近で、復旧工事に当たっていた地元双葉郡の会社の社長さんが、急に癌になりお亡くなりになった話を聞いた。
その後すぐ、同じ場所で仕事をしていた従業員数名(4~5人と聞いたが)も後を追うように癌で亡くなり、現在その会社は無くなった。


人が近寄ることが出来ないところの多い3号機の事故直後の写真。

大手ゼネコンや東電上層部も知っている有名な話らしいが、彼らの死を完全に放射能による被曝死と分かっているのに、誰一人それを「死因は放射能」と言わず口を閉ざしているらしい。
誰も言わないのだ。
原発再稼働したくているから絶対に言わないのだろうか?

他の会社社長の死も聞いた。
いずれにせよ二人とも高線量区域で働いていた人で、40代前半の働き盛りの人だった。

事故直後、相当高い線量を浴びた人がいたと思う。
被曝後現場を去り知らないところで病気を発症している人やお亡くなりになっている人がたくさんいると思うのだが、いつもの「放射能との因果関係はみられない」と言われて表面化しないのだろうか?

この三年間で多くの被爆者を生みだした福島第一原発は、これからも被爆者を製造し続ける。

ほんのちっぽけな危険手当で働かされ、被曝していく人々がいる。
危険手当をもらって働いているから、何かあっても「危険手当貰ってるでしょ!それを承知で働いて来たのですよね?」って言われて終わりなのだろうか?

事故を起さなくたって下請けの人などの被曝犠牲があって稼働されてきた原発。
事故を起した原発はなおさら危険な場所だ。
友人たちを被曝させた原発が憎い!!!
原発反対!再稼働反対!これからもこうして書いていこうと思う。



















コメント
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