ときぶーの時間

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2014-10-27 08:15:33 | 日記
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NO701
昨日、福島県の各地で県知事選の投票が行われた。
原発再稼働を考えれば大事な選挙なのだが、熱気は感じられなかった。


古屋と納屋の狭い間に入って来たモモコ。

与野党4党相乗り選挙だったから、どうでもいい雰囲気を感じたは事実。
政治のことより広野町にイオンが出店のニュースの方が大きかった。

来春にも開店との地元新聞記事に嬉しくなった。
これで広野町に戻る住民も便利になるから、確実に復興の足掛かりになる。
スーパーが無い場所じゃ人は住めない。
原発被災地に出店してくれるイオンの経営者に感謝!そして拍手!


石松とシロの仲良しコンビのツーショット。

広野の復興、次に楢葉町の復興、その次に富岡か?
何年先に富岡は変わるだろうか?長い道のりを想像する。

先週、期日前投票を終え松ちゃんちに向かい、いろいろと話した。
お腹の調子が悪かった子牛が元の体調に戻った事などを聞き、一安心するも「松ちゃんはいつも脅かすよな~」って、彼の前で僕は愚痴った。


配合飼料などをトラックに積み込む松ちゃん。

松ちゃんは忙しい日々の中、牛のために栄養がある良い餌を探し、第一弾の餌を確保した。
牛に対して並々ならぬ愛情や、作業の合理化などを考えているのが分かった。

僕にはわらの栄養や、わらの良し悪しがよく分からないのだが、毎日与え続けている松ちゃんが「かなりいい餌」っていうから、そうなんだと思う。


北海道の畜産家の方から取り寄せた1ロール500kgのわら餌を与える松ちゃん。

生きた草を食べさせたいのは当たり前の事なのだが、いろいろと制約があったり、その環境にない故郷の事情でなかなか進まない。


柵の中の牛の頭数を数えている松ちゃんです。
電気柵を修理するも牛たちは、そのうちまた柵を壊して出てしまうから、いたちごっこ。

松ちゃんは何事にも動ぜず、町の環境を日々見てその中で答えを出して来た。
そこには原発事故以来、動物たちを助けるため町に残り町の姿を見続けて来た確かな目がある。

彼の目にふるさとの今は、どのように映っているのだろう。


知人と打ち合わせする松ちゃん。

未だに12万人以上の被災者が帰還出来なくている今、それぞれの心の中に、それぞれの思いがある。
中には今もどん底を見ている人もいるはず。
みんなには、どこかで割り切って、これからは夢を見ながら生きてもらいたいと思う。

被災地に一人残り動物と共に生きて来た松ちゃんを見れば、辛い事も少しは吹っ飛ぶのだけどなぁと思った僕だった。









コメント
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