夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

夢の世界は

2022-12-25 08:11:53 | つれづれ
夢を語ることは楽しい事ですね。

自分の中に眠る世界をおるごーるとして具現していくこと

誰も作ったことのない世界をコツコツ作ることは大変な喜びとなります。

昔から本当に笑われるほど下手くそな初期の頃から

自分の心に浮かんだ世界を出したいと想い作っています。

そんな創作の世界を語り合える人はほとんどいませんが

なぜかというと

作家は極めてわがままで(笑)

自分の想い描く世界は独自だから

出来上がった世界を見ていただいて話すことはあっても

まだ構想の段階で話せる人などほぼゼロ

しかし奇跡的に

構想の段階でもいろんなことが見える方がおられます

あんたの構想は見える程度か、と、笑われそう。(笑)

そういうことではなくて

自分の下積み時代からの色んな積み上げとか

努力とか

何にも言わなくても察する方。

そんな方との会話は

寒さの中でも元気が出ます。

話すと夢が広がり勇気が出て

前に進む原動力になる。

ありがたい。



ただそんな方との会話で元気が出ると甘えるのではなくて

その後私は絶対にこのありがたさを形に、作品に推進力として変換したい!って想います。

色んな人からありがたさや優しさもらったら

困難な作品作りや難しい部分を突破するエネルギーに変える

そして本物を作りたい

そう想うんです。

ありがたい想いを夢の世界に変換する

そう決意しています。



無名の作家を応援してくださる色んな皆さん

ありがたいです。

なかなかそれをお返しできない

でも

作品を構築していくことでお返しできる

そう想いました。




昨日話し込んだ中で

自分の作品を愛しそれをアピールする作家は山程おられるけど

そこから先

その作品に何か愛情やエネルギー帯びるまで踏み込み表現していくことってとても難しいなと。

安易にできる人もおられる。

才能あふれる方々。

美術の世界で

才能は煌めき溢れ表現は踊る。

工芸の世界とは違うよと昨日も言ってもらいました。

そこに何か輝くエネルギー帯びるように

豊かな表現身につけたい。

心の奥から溢れるような何かを来年は表現できるようになりたい

来年は準備の年。

人生最後の縮む時

その後思い切り飛んでみたい。

結果とかそんなこと考えない

ぐぐーっと身を縮めてエネルギー貯めて

つまり作品作り込んで

爆発だあ。(笑)

どこかで聞いたぞ?

巨匠の真似をするな。(笑)

ま、でも

意気込むのってそれくらいでっかくても許してもらいたいな。

私の心の中にあるものは

誰も知らない私のオリジナル。

私はいつも言うのです。

構想や作品の映像が出なくなったら

その時は作家はやめますと。

参考文献から引っ張り出したりしだしたらそれはもう作品じゃなくて

私のものじゃないから。

参考にするのは自分の撮った写真とか

見たスケッチとか。

時々特殊なのは歴史書の古代船とかは参考にしますね。

でもそのまんまは出さない。

必ず自分の世界にデフォルメするから。

知らない世界を色々見てみたいな

知らない景色やいろんなものを見てみたいなって想う

そんなときは海外の風景の写真集とか

行けないところの風景見て

そこに旅をしてる想像を思い切りしますね。

ここをこう歩いていく。とか。

子供の頃から

旅に出る想像ばかりしてました。

友達がスイスの登山電車乗ってきたと当時珍しいビデオ撮影してきて

帰国後それを見せてくれたとき

映像の中に入り込んで自分が行ったみたいに想像しました。

楽しかった。

どこにも行けなくても想像の翼って誰にもつけられるんだなあって。

アンデルセンが別に世界中旅したわけじゃない。

彼は裕福なメンデルスゾーンに嫉妬したり苦しんだ時期もあったそうだけど

その後そんな想いを昇華して

素晴らしい世界を構築された。

おこがましい話だけど

そんなすごい才能ないにしても

そんな事で勇気百倍だなあ。

幸せな事ですね。



やっと人生楽しむ事を教えてもらいました。

少しだけど楽しんでみようって。

心の持ち方を変えてみた。

奇跡みたいなものです。

色んな人と出会ったり

色んな転換が起こりました。

今年は本当にすごい年でした。

正直すごくしんどかったです。

苦しかったです。

でも

やってみた。

友らの協力あってこそ。

みんなに感謝

他にも色んな人から優しさ頂いた。

ああ。これが財産というものなのか。

お金だと思ってたけど

人のあたたかさなんだなあって実感しました。

失敗しても馬鹿なことしても

やり直して努力したらすこしはなんとかなるものかなと。





何年許されるのかわからない

何年できるのかわからない

何もかも足りないことも多いけど

創意工夫は足りないときにこそ生まれると信じている。

下手くそでも工夫して

足りないものは自分で下手くそでも作ってみる。

やってみる。

あれがないこれがないなんて言わず

片手間にあれ作ろうこれ作ろう

そっちに変換する。

ワクワクするものですね。

想像の翼は

神様からのプレゼント。

それを存分に使い表現していきたいです。




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思い出

2022-12-25 05:04:38 | つれづれ
毎年

山口からの帰りに

京都駅のクリスマス飾りを見ます。

クタクタなのに新幹線降りて

そのまんま帰らず寄り道して駅の大階段に行って

その年のツリーと

京都タワー見る





今年はどんなだったのかなぁ。

灯りを見ると人はとても安心しますね

実家の近くの教会の

ステンドグラスや

クリスマス前になると

素朴な外のもみの木にまあるい電球が灯り

私が大好きだったのは

ブランコの後ろのマリアさまでしたが

もみの木の下に

クリスマス前になると人形が出てきました。



これは山口のザビエル教会のですけど

こんなお人形たちが出てきてた

華美でもなく

ただまあるいもみの木の電球が

ほんのり照らす人形たち

そこはカトリック教会で

ミサが行われ

鐘が打ち鳴らされる。

思えば毎日のように教会の鐘を聴いていたなあと。

カトリック教会よりも少し離れたところに

プロテスタントの教会があって

そこの日曜学校に毎週通っていました。

学校とは違って

毎週聖書を学びます

旧約聖書の物語から

新約聖書まで

クリスマスには劇をしたり

楽しい思い出があります。

叔母はカトリックで洗礼受けていて

カトリック教会で結婚式あげました

クリスマスというと

そんな教会での思い出がたくさんあります。

お家でクリスマスケーキ

なんて思い出はなくて

ただ教会で厳かにその意味を聞くみたいな。

そんな思い出が残っています。
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