HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

Led Zeppelin 『 BBC Sessions 』

2006年03月07日 | ロック
 中学、高校生の時代、耳にする音源は主にFM放送、テレビ、そしてレコードだった。比較すれば、レコードがもっともクオリティーの高い音質を提供してくれていた(それも再生するプレーヤーの性能に大きく依存するが)。カセットテープに音源をコピーするときに、いかに音質を劣化させないか、それが、音楽好きの人々の終わることのないテーマだった。メーカのカセットテープは新製品が出るたびに話題になった。
 もう1年ほど前、大型量販店でカセットテープを探したら、某社のAEといういわば最低ランクのテープしか置いていなかった。早速録音してみると、ノイズがつよくとても音楽用とは言えない。
 かつて、外国ミュージシャンが来日すると、NHKが2時間ほどの特別音楽番組を放送することは珍しくなかった。ジャーニー、ポリスのFM番組音源。テレビでも、ジャーニー、クイーン、スティックス、REOスピードワゴンのライブ放送などを地上波でやっていたものだ。今もBSでやっているようだがかつての大盤振る舞いぶりはない。

 高2の修学旅行の京都、中学生時分と同じように、レコード店巡り。海賊版などある輸入盤店へ。そこで買ったのがBBCでのライブブートレッグだった。レコード盤には髪の毛があり、それを取り除くと、ブツブツと音を立て、ちょっと耳障りな代物だった。それでも、ライブの数だけ、演奏が異なるZEPだからと、大事にテープに音を落として保管してある。
 時を経て、CD生産が容易になったことで、なんとワゴンセールで売られているのだから(しかも買った当時の4分の1以下の値段)皮肉なものだ。


 イギリスの国営放送であるBBCの「セッション」シリーズ。音源のクオリティーは高く評判。ライブだけれど、スタジオ音源だからアルバム並み、いやロックアルバムとしてはそれ以上のテンションを持っている。

 Led Zeppelin 『 BBC Sessions 』

 
 
 
コメント (2)
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