五木寛之の小説が原作の映画「戒厳令の夜」を見たのは中学生の頃。学生運動のジグザグデモのシーンで始まり、クーデターによって戒厳令がしかれた国で問答無用の虐殺のシーンで終わる、そういう印象だった。内容的にはとても暗い印象。
後に大人になり、この映画がチリのアジェンデ社会主義政権の誕生に危機感を持ったアメリカCIAに支援されたピノチェトによる軍事クーデターを間接的に扱っていることを知った。
世界の反共を標榜する人々は、ピノチェトによるクーデターを支援し、共産主義から自由主義を守ったと宣伝した。しかし行われていたのは粛正・虐殺。武力による他者の制圧。独裁。
そういう事情を知った上でもう一度、戒厳令の夜を見たいのだけれど、映画も絶版である。
動画で音楽だけ探し出せた。ジョー山中さんの作品である。
戒厳令の夜OP(哀しみのフローレンス)
後に大人になり、この映画がチリのアジェンデ社会主義政権の誕生に危機感を持ったアメリカCIAに支援されたピノチェトによる軍事クーデターを間接的に扱っていることを知った。
世界の反共を標榜する人々は、ピノチェトによるクーデターを支援し、共産主義から自由主義を守ったと宣伝した。しかし行われていたのは粛正・虐殺。武力による他者の制圧。独裁。
そういう事情を知った上でもう一度、戒厳令の夜を見たいのだけれど、映画も絶版である。
動画で音楽だけ探し出せた。ジョー山中さんの作品である。
戒厳令の夜OP(哀しみのフローレンス)