HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

Eric Clapton - Old Love

2013年10月12日 | 洋楽一般
 1983年のNHKFM。デレク&ドミノスのライブ録音放送の断片的な記憶に、延々と続くレイラのギターアドリブ演奏がある。
 スライドギターとクラプトンのギターのその音はとても扇情的だった。次の日、レンタルレコード店にいってクラプトンについて「学習」を深めたのであった。会わせて、スローハンドなどのレコードを入手したのだけれど実は、レイラのライブ演奏ほどの強いインパクトはなかった。同級生に情報を聞けば、クラプトンはレイドバックしたからなあ、などという。レイドバックの意味はわからないが、枯れた、と当時は解釈した。

 カルロス・サンタナもそうなのだけど、クラプトンも齢を重ねて磨きがかかるというか、「そこそこ」の演奏で終わらせないスタンスに変わっていったように感じられる。アンプラグドブームのクラプトンでも、あのレイラのライブ演奏の衝撃というか感じさせるものとかそういうものはわたしにはなかったのだけれど、facebookで友人が紹介したこの演奏には思わず息をのんだ。1999年の演奏。

 気付いていないだけで彼はこんなにもすばらしい演奏をしていたのだ。出会っていない音楽が、演奏が、まだまだたくさんこの世界にはある。
 
I can see your face
But I know that it's not real
It's just an illusion
Caused by how I used to feel 


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