Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

生き方

2006-01-26 07:18:57 | 日記
 卓球チームの新年会だった。 年末は私も忙しく、セッティング出来なかったので新年会と相成った。
去年の4月から今年の3月までが、私の「お世話役」の年。 一年が長かった気がして仕方ない。 お世話の間は、練習も休めず、気苦労も多い。やっとトンネルの出口が見えて来てホッとしてる。

 お店は卓球関係の方の旦那様のお店。 ランチは手軽なお値段なので、結構混んでいる。


 先付けもなかなか手の掛かったもので、「数の子」も絶妙な味付けだった。
小鯛の煮付けも、出汁まで飲んでいる人がいた。 お刺身は「中トロ」を入れて貰って大サービスだ。 天ぷらには「ワカサギ」と「海老の紫蘇巻き」が有った。
最後の「しゃぶしゃぶ」は「私の白菜を誰かが食べたよ~~~」なんて言う一幕もあって、ワイワイと楽しく過ごした。
ビールは車の人も多くて、乾杯程度。 二本しか空かなかったが、これで一人2400円弱。

 此処のオーナーの奥様が卓球のコーチをされている。 奥様は、20歳位で最初の結婚をされたらしい。 立派な大学を卒業された二人の息子さんがいたし、旦那様も大企業のエリート社員だった。
そんな全てを捨てて、今の旦那様と再婚の道を選ばれた。

 これから楽が出来る時期になって、何故苦労を買うような事をするのかと、暫くは大きな話題になった。
中には、新しい旦那様が可なり年下だった事も有って、「直ぐに破綻するよ!」と言う人まで有った。

 勿論、ご本人も「そんな陰口を言われている事は百も承知だ」と仰った。 しかし、再婚から15年居以上にもなった。
旦那様を助けて、懸命に店の切り盛りをされている。 心労からか、去年は大病をされて、腰よりも下まであった髪を手術の為に剃られてしまった。

 人の生き方は様々で、息を引き取るその時まで、何が幸福で何が不幸かは解らない気がする。
私は、何歳まで生きて死ぬのだろう・・・・・・・・・その臨終の時、私は「幸せだった」と思うだろうか・・・? それとも生きてきた道を悔やむだろうか・・・・?
死に行く私の傍らに居るのは誰だろう・・・そもそも、ちゃんと傍に誰かが居てくれるだろうか・・・・

 私には到底出来ないと思う道を歩むその方を見て、後悔しない生き方って何だろうとフッと思った。