宮島のアナゴ飯

　以前から、穴子が大好きな私は
宮島の穴子飯が食べたくて仕方なかった
実家からは大した距離では無いのですが、そのもう一足がなかなか伸びないものです

　今年の大河ドラマが平清盛という事も有り
神戸でも可なり力が入っているようです
入り過ぎて、NHKに抗議まで出してしまった程ですが～～

　そんな事も有って、やっと重い腰が上がって
里帰りも兼て、行ってきました
　清盛が造営し、篤く信仰し守り続けた　厳島神社　へ～～
何年ぶりだったのかも忘れてしまいましたが

　お昼頃に着けば良いと思っていましたが
その頃では混み具合もピークで、駐車場にも困るとか・・・・
思い切って早朝に神戸を出発し、9時には宮島口に辿り着けました

　穴子飯を買うお店もちゃんと決めていました
駅前にある老舗　うえの　です

　宮島に渡る船に乗る前に、うえのまで行き予約しておきました
宮島口に戻る頃は、ちょうどお昼前
それからでは待ち時間が長くなるばかりでしょうから
念の為にお弁当になったのを2個予約

　本当は1個を主人と分ける心算でした
何しろ1個1500円もしますから、2人で少しづつ味合えば良いと思っていました
所がまりなを抱っこしていた私は、お店には近づけず
主人が一人で店内に入り予約をしてくれました

　受け取りに行くとき、私は5000円を主人に渡しました
私は2個とは言っていませんが、主人の事です2個予約したであろうと思ってました
車で待っていると、主人が戻って来ました
開口一番
「おい！3000円も取られたぞ！」　と驚いた口調
「だから1個で良かったのよ、半分この心算だったんだから」と言いました
「うん、そうだな。味見だけで良かったな・・」と珍しく素直な主人
きっと高くてもたかが駅弁、1000円くらいと思っていたのでしょう
なんせ　相場　と言うものを知らない人です

　懐かしい復刻版の包装紙を開ける前から
香ばしい匂いがしていますが
煮たり焼いたりしたお魚が苦手な主人には、食べきれるかな？とちょっと心配でした


　でもそれは無駄な心配でした
「うん！美味しいなぁ～やっぱり2個で良かった！」とパクパクと食べきりました
何しろ香ばしくて、魚臭く無いのです
無駄な御汁は、経木が吸い取ってくれていますからベタベタもしてません
二人とも大満足でした

　それでもまりなの居る車内で、お弁当を食べると騒ぐのでは？と心配でした
でも、それも杞憂に終わりました
まりな、最近はとても大人しくてお行儀も良くなりました
少しだけ、穴子やご飯を分けて貰い満足してました
お蔭でゆっくりと穴子飯を楽しむことが出来ました

　
主人は宮島ではシッカリと、こちらも食べていました～～




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