

キャビン&けん太のベッドも、足で踏み洗いした。 それを車庫の方に干したり等して、玄関を出たり入ったり~
リビングの床も、火曜日が祭日で外出予定だからと思い、綺麗に拭き掃除をした。
そんなこんなでバタバタしてて、フッと気付いた。
「あれれ・・・キャビンは何処・・・?」 大声で呼んでも反応が無い。 風呂場もトイレもドアは閉まっていたが、念の為に覗いてみた。 お風呂は栓を抜いて、掃除をしたから溺れてる心配は無いと思いつつも、浴槽も覗いた。 トイレも狭いから、一目瞭然。
最近は一人では二階に上がらない筈だが、これも上がってみたがやっぱり居ない・・・・何処に行ったの~? テーブルの下、下駄箱の下、入り込みそうな所も覗くが居ない

ハッとした。 今朝、けん太のブラッシングをする時、音も無くドアをすり抜けて付いて来た事を・・・・ もしかして、車庫にベッドを干した時に付いて出たのでは・・・・きっとそうだ


玄関で私に纏わり付くけん太の足を、思い切り踏んでしまった。 痛そうに鳴くけん太は可哀想だったけど、構っていられない。 「キャビン~~キャビン~~」と叫びながら坂を駆け下りた。 子供の声がしてる。 もしかしたら其処で遊んでもらっているかも~~ 子供には人気の有るキャビンだから~~ 「うん?」居ない

頭の中では、「キャビンを探して下さい」 と言うポスターを貼ってる自分が見える。 『主人が帰ったら、何と言おう・・・・』 坂を上がりながら、キャビンの入り込みそうなお宅の庭にも声を掛けた。 キャビンは出て来ない。。。。。。
「絶望的気分」
オロオロしながら、リビングに入ると 「あれ? 何かが動いた!」 私の

椅子を後ろに引くと、重い

キャビンは、只キョトンとしてるだけ。 あ~良かった。 兎に角、何事も無くて。 けん太にも、足を踏んで悪い事をしたね。。。。。。。
あんなに慌てたのは、久方振り。 しかし、何をあんなに思い込んでしまったのかしら・・・・・ 胸がドキドキした。
