tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
趣味のガラス工芸の制作についても発信しています
趣味人生活を満喫しています

フュージングガラスの「向日葵」

2010-10-22 | フュージングガラス2011

10月12(火)~18(月) 富山県民会館で、第6回富山市美術展2010が開催されました。

今年も工芸部門に、フュージングガラスの作品を出品しました。

「向日葵」です。

Dscn2893_2

これは、我が家の今に掛けてある状態の写真です。

本当は、展覧会場に掛けてあるものを撮影したかったのですが、撮影禁止になっていたのと、自分の作品がパーテーションの継ぎ目に掛けてあったので、止めました。

いずれもっと良い状態の場所で撮り直したいと思っています。

やはり、ガラスの作品は光の当て方によって、かなり違って見えるので、写真ではどうも感じがわかりにくいようです。

富山市美術展への出品は、今年で2度目ですが、自分の作品はどちらかというと「工芸」というくくりに当てはまらないような気がしているのですが、他に適当なジャンルが無かったので、止む無く工芸で出品しました。

私の作品作りは、「作って楽しむ」「使って楽しむ」ことを目的にしているので、展覧会に出品して評価を受けることに、違和感を感じていたのですが、家に掛けているだけでは、家族にしか見てもらえないので、少しは他の人にも見てほしくて出してみました。

でも、この前の日曜日に、勇んで見に行ったのですが、ちょっぴりがっかりしました。

工芸作品は、テーブルでの展示がほとんどの中で、私の作品は壁面展示だったせいか、作品をテーブル越しに見るよたな形になっていたので、間近で見ることが出来ない状態だったのと、壁のパーテーションの継ぎ目に展示してあったので、縦のラインが視界に入り、分断される形になってしまっていたのが、とても気になりました。

自分の家で眺めた時の状態とは、印象が全くかけ離れてしまい、自分が作品に込めた、溢れるエネルギーや浮き浮きした楽しさが、全く感じられず、掛ける場所によってこうも違うのかと、正直びっくりしました。

主人が、「展覧会に出す時は、展覧会に映えるような作品作りが必要かも・・・」と言いましたが、私は、「自分で楽しむ為に作っているんだから、展覧会の為に作っているわけじゃないんだから・・・」と、つい負け惜しみを言ってしまいました。

展覧会が終わって、家に持ち帰り、元の場所に掛けてみて、「やっぱりここに掛けるとこんなに生き生きしてるのに・・・」と思わず叫んでしまいました。

この作品を作っていた時に、外側のロートアンアン(鍛鉄)と併せる前のガラスだけの状態を見たことがある友人が、展覧会を見に行って、「テーブル越しの展示だったから、ちょっと残念だったね。」と言ってくれました。

やっぱりそうだよね。

今回の出品で、かなり意気消沈していたのですが、去年の私の作品を見て、ガラスフュージングに興味を持ったという人が、私が行っているキルンワーク教室の見学に来ていらしたのが、せめてもの慰めでした。

コメント
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