先日、フューズの窯入れで、一緒にルーバー用ガラスのスランピングの窯入れもしました。
キルンワーク講座を受講している仲間から頂いたものです。
変哲の無い、建築用のルーバーガラスなのですが、スランピングするだけで、なかなか美しいんです。
ルーバーガラスは、硬めなので、ブルズアイのスランピングの温度帯では、曲がらないとの事で、実験的にブルズアイのフューズの窯入れ時に一緒に入れてみました。
タックフューズの窯入れ時に一緒に入れた方は、
バッチリ。
フルフューズの窯入れで、一緒に入れた方は、
小さい方は、バッチリ。
大きい方は、
う~ん、残念。
2枚共、割れてしまいました。
この長皿は、上に載せたガラスが5mm程、はみ出していたんです。
ブルズアイなら、それ位どうって事無いんですけど、無理がかかった様です。
「お正月に、数の子、田作り、きんとん、黒豆をのっければ、バッチリだ。」
と思っていたのに、悔しい結果になってしまいました。
小さい方も、型から取り出して洗ってみると、ほんの少し、離型剤の跡が付いてしまっています。
やっぱり全部タックフュージングの方に入れれば良かった。
後悔先に立たずです。
最初はそのつもりだったのに、途中で路線変更した事が仇になりました。
まぁ、やってみて初めて解る事なんですが・・・。
それにしても、型から外して、眺めてみると、
ねっ、なかなか綺麗でしょ。
切り口の緑の部分が、とっても美しいんです。
写真では判りにくいのですが、長皿は、透明ガラス、豆皿は、型ガラスです。
次は、タックフュージングの温度帯で、やってみよう。
でも、頂いたルーバーガラス、もう無くなっちゃったから、また、下さったらの話ですが・・・。