昨日、富山市美術展2011を見に行ってきました。
同じキルン講座の知人が、ガラスフュージングの作品で受賞しておられました。
私も、去年作った、泡入りのお皿を出展しました。
「気泡封入角皿 しずく」です。
ひと筋のしずくから広がる波紋をイメージして作りました。
自分としては、大作だったのですが、展覧会場に並べてある作品は、皆もっと大きく、自分の作品は、広い会場では思いの他小さく感じました。
泡入りの作品は、結構難しくて、大きいお皿で全ての泡を成功させるのは、私にとっては至難の業です。
そんな中で、この作品は、完璧に仕上がった作品なので、自分としては、かなり満足しています。
色合いも、とても気に入っています。
受賞はかないませんでしたが、作っている時もワクワクしながら作り、自分で作ったお料理を盛りつけるのも楽しみで、こうして家族以外の人にも、見てもらえるなんて、とても幸せです。
午前中、展覧会を見て、午後から、ガラス工房へ講座の為に行ったら、何人かの人に、「作品見て来たよ」と声を掛けて頂きました。
何度も失敗を重ね、時には、くじけそうにもなりましたが、執念で、頑張って続けていて良かったなぁ・・・と、思います。
泡入りを失敗すると、もう止めようかと思ったりもしますが、こうして、思い通りの作品が出来ると、もって極めてみたい気持ちにも駆られます。
なんだか、自分の作品が可愛くて、展示会場の中をぐるぐる廻り、3回も見に行ってしまいました。
「やっぱり良いわ、これ・・・。」と、つぶやきながら、思わずうっとりと眺めてしまいました。
自己満足でしか無いのですが、自分だけでも、気に入ってやらねば・・・。
幸せな気持ちで、午後から、キルン講座へ行ってみたら、フュージングを完了した作品が窯から出してありまた。
どきどきしながら見ると、慎重に慎重を重ねて作ったはずの次の泡入りの作品に、「神様の贈り物(泡がくっついてしまった箇所)」が2ケ所もあり、また少し、いじけてしまいました。
この作品は、雨上がりの空にかかる虹と、ぽっかり浮かぶ白い雲をイメージして作ったものです。
どうすれば、もっと完成度を上げる事ができるのでしょう
とりあえず、スランプ用のセッティングをして、仕上がりを待つ事にします。
う~ん、なかなか美しい色合いになったのに、残~念
何気ない日々の様子が心地よく読み手に伝わって来ます。
展覧会に出品されたお皿が美しく感激いたしましたので
ついコメントさせていただきました。泡をきれいにまとめていらして
どれだけ精魂込めてお作りになられたか素人の私にもわかります。
どうぞお元気にお過ごしくださいませ。[E:note]
私のブログを見ていて下さり、有難うございます。
このお皿は、自分が作った作品の中でも、一、二を争う自信作なんです。
でも、知人に実物を見せても、興味の無い人は、「ふ~ん・・・」というだけなので、「こんなに綺麗なのに・・・」と、いつも寂しく思っていました。
お褒めに預かり、光栄です。[E:happy01]