ここ2~3日、真冬に戻ったかのような天気が続いているが、東京では桜が咲いている。
桜は、咲くのもはやければ、散るのもはやい。一気に咲いて、一気に散る。
その華やかさが人々の心を惹きつけるのか、それとも、その儚さが人々の心を惹きつけるのか・・・
私も、満開に咲く桜に心を躍らせる一人。
更に、その後に残る独特の余韻も好き。
葉桜を見ながら満開の花を思い返すと、いい夢を見た後のような淡い美味が感じられるから。
私は、よく、人生を“現実という名の夢幻”“夢幻の思い出”等と表すが、それだけ、夢幻性を強く感じている。
ちょっとイッちゃってるように思われるかもしれないけど、この人生は、肉体という服を着て、夢の中を旅することのように感じているのである。
「おじいさん・・・」
目の前には、冷たくなって横たわる老年男性。
そして、その傍らには、連れ合いである老年女性が正座し、肩を落としていた。
「よろしくお願いします」
続きはこちら
特殊清掃プロセンター
遺品処理・回収・処理・整理、遺体処置等通常の清掃業者では対応出来ない
特殊な清掃業務をメインに活動しております。
◇お問い合わせ先◇
0120-74-4949(24時間応対いたします)
桜は、咲くのもはやければ、散るのもはやい。一気に咲いて、一気に散る。
その華やかさが人々の心を惹きつけるのか、それとも、その儚さが人々の心を惹きつけるのか・・・
私も、満開に咲く桜に心を躍らせる一人。
更に、その後に残る独特の余韻も好き。
葉桜を見ながら満開の花を思い返すと、いい夢を見た後のような淡い美味が感じられるから。
私は、よく、人生を“現実という名の夢幻”“夢幻の思い出”等と表すが、それだけ、夢幻性を強く感じている。
ちょっとイッちゃってるように思われるかもしれないけど、この人生は、肉体という服を着て、夢の中を旅することのように感じているのである。
「おじいさん・・・」
目の前には、冷たくなって横たわる老年男性。
そして、その傍らには、連れ合いである老年女性が正座し、肩を落としていた。
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隊長さんがお元気そうで安心しました。
これからもお仕事頑張って下さい〓
死というゴールがあってももうそこまで歩けないってこともあるでしょうね。
だったら、どうせ死ぬならどんな死に方をしようと死は死だと思うのです。
疲れ切った人に、「生きろ」と言うのはムチを打つような残酷なものだと感じていました。
だけど、隊長がおっしゃるように『旅行』だと考えたら、
今、生きていることを楽しみたいなって思います。
うまく表現できないですが、自分の心に余裕ができました。
人生を旅行に変えると少し気持ちが軽くなります。
隊長、桜舞い散る春風のような優しいお話をありがとうございました。
孤独死は必至と20代後半からから覚悟してるつもりだけど、老後は不安ばかり。お気に入りの服を着せてくれる人に見送られるのはちょっと羨ましい気がします★
この記事で初コメントです。
人生は長いようで短い…短く考えられたらどんなに楽かなーといつも思っていました。
長い…長すぎる…とダラダラ思い込むと気が滅入ってくるんですよね。
そう思うな、と思っても考えてしまうし。
こういう分野は永遠の課題のような気がします。
とりあえず、今をどうにか生きていこう。
色々後悔することもでてきそうですが。
隊長の文章、考え方が好きです。
なんだかスッと入ってきます。
…これからも応援しています。
家族4人で体を拭いて生前好んで着ていた服装で包みました。
妹とお化粧をして、それから荼毘にふすまでの丸2日間は、闘病生活の10年をまったく感じさせない、病気になる前の母が眠っているようでした。
隊長のブログを読んで、悲しかったことや思い出したくなかったことが、少しずつとけていくのを感じます。
人生で何度も遭遇することでは無いので現場の状況、依頼者との会話があると現状を把握しやすく
感情移入しながら読ませて頂いています。
記事うまくなってるよね・・・(笑)
また、このブログを読んで死というもの、死後のこと、仕事とはどういうものか色々考えさせられました。
今後もブログの更新よろしくお願いします。影ながら応援してます!
節目(子育て終了や定年など)を迎えた時には、喉元過ぎれば何とかで…
あっという間とか言ってしまうんでしょうか(笑)
人生なんかベストな選択だったか否かは死ぬ間際にしかわからないと思う。
その場、その瞬間を必死で生きていきたいものです。
お大事に。
ありがとうございます。桜の美しさは実際生き物の生と死を体現していて、死があるから生の拍動が際立ちます。
死に鈍感にならずに、生を惰性で生きずに毎年桜の美しさを愛でたいものですね。