呼ばれて出向いたのは、狭い路地が交錯するエリア。
界隈の道路は、普通乗用車一台がやっと通れるほどの狭いものだった。
現場は、その中に埋もれるように建つ古い一軒家。
向かいの建物との距離も短く、両隣と同一の建物かと間違うくらいに隙間なく建てられていた。
パッと見は普通の一戸建。
「アパート」と聞いてやって来た私は、住所を間違えたものと錯覚した。
しかし、よく見ると、その建物には二階に向けて外階段が設置。
二階の一室を貸し部屋としているようだった。
故人の部屋は、その二階の一室。
階段を上がるまでもなく、私の鼻には嗅ぎなれた異臭が入ってきた。
一階が大家の住居。
私は、先にそちらを訪問した。
一階玄関も、かなり古い造り。
インターフォンはもちろん、呼鈴もなかった。
私は、とりあえず、戸をノック。
しかし、中から反応なかった。
私は、玄関前から大家宅に電話。
携帯から聞こえる発信音と屋内から聞こえる電話の受信音を重ねて聞きながら、誰かが電話にでるのを待った。
そして、待つこと数十秒。
少しすると、高齢を感じさせる女性が、電話にでた。
私が用件を伝えると、女性は、玄関の戸を開けるよう指示。
そして、そこから中に入るよう私を促した。
当初、玄関口で話しをするつもりだった私。
しかし、女性は足が悪いようで、結局、そのまま女性宅に上がり込むことになった。
二階からの異臭が下に降りているとみえて、濃度は高くないながらも、それは女性宅にも滞留。
続きはこちら
界隈の道路は、普通乗用車一台がやっと通れるほどの狭いものだった。
現場は、その中に埋もれるように建つ古い一軒家。
向かいの建物との距離も短く、両隣と同一の建物かと間違うくらいに隙間なく建てられていた。
パッと見は普通の一戸建。
「アパート」と聞いてやって来た私は、住所を間違えたものと錯覚した。
しかし、よく見ると、その建物には二階に向けて外階段が設置。
二階の一室を貸し部屋としているようだった。
故人の部屋は、その二階の一室。
階段を上がるまでもなく、私の鼻には嗅ぎなれた異臭が入ってきた。
一階が大家の住居。
私は、先にそちらを訪問した。
一階玄関も、かなり古い造り。
インターフォンはもちろん、呼鈴もなかった。
私は、とりあえず、戸をノック。
しかし、中から反応なかった。
私は、玄関前から大家宅に電話。
携帯から聞こえる発信音と屋内から聞こえる電話の受信音を重ねて聞きながら、誰かが電話にでるのを待った。
そして、待つこと数十秒。
少しすると、高齢を感じさせる女性が、電話にでた。
私が用件を伝えると、女性は、玄関の戸を開けるよう指示。
そして、そこから中に入るよう私を促した。
当初、玄関口で話しをするつもりだった私。
しかし、女性は足が悪いようで、結局、そのまま女性宅に上がり込むことになった。
二階からの異臭が下に降りているとみえて、濃度は高くないながらも、それは女性宅にも滞留。
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webを徘徊していたところで隊長に辿り着きました。
初めまして。ゆーきと申します。
大家さんの言葉に号泣せずにはいられませんでした。
隊長の解釈の言葉も然り。
これからちょくちょくお邪魔させて頂きますね。
これからますます寒くなりますが、どうかお身体ご自愛ください。
特殊清掃という普段知る事のできないお仕事の内容を拝見させていただき、隊長さん達は毎日過酷だけど素晴らしいお仕事をなさっているんだなぁと感心するばかりです。
誰にでも簡単にできるような事ではないですし、働いているうちに得るもの(?)も沢山あるように感じてちょっとうらやましくも思います。
これからも隊長さんのがんばりや独り言のブログ、楽しみにしていますね!
これから段々寒くなりますが頑張ってください♪
いつもこのブログを楽しみに
させていただいてます
毎回、読むたびに「死」とはなにか、
死のあとに残るものとは何か
ととても考えさせられます。
私の亡くなった母も
交通事故で見られないくらいに
ひどい損傷だったのですが
「戦う男たち」さんのような方に
本当に綺麗にして頂きました。
本当にこのお仕事には敬服させられます。
これからも、ブログ楽しみにしています!
お仕事、お体に気をつけて
頑張ってください!応援しています
寿命の尽きる時に誰かが傍にいてくれるのは本当の贅沢なんだと、このブログを拝見するたび痛切に感じます。
最後まで誰かと繋がっていられるのか、家族がいるけどものすごく不安です。
親が末期癌で今は自分が見送ることはできるけど、自分の番の時に見送ってもらえるだろうか,,,,
今の今の今を精一杯、ちゃんと生きないと勿体ない。
わたしは偉そうに言える生き方はしていないけど、確かにそうだなと…。
いつもこちらにお邪魔すると命の尊さを感じます。
酷いつわりで寝たきりになったときにこのブログにお会いしました。時間がありましたので全て見ました。
嫌いな世界ではなかったため辛さを忘れていられる時間が好きでした。
今は落ち着いてます。そして糖尿病と戦ってます。
隊長さん、どうぞ体を壊さないように気をつけてください。応援してます☆
個人の方は病死してしまったのかもしれませんね
その死に対する家主さんの言葉
やっぱり長く生きている人の人生観には重みを感じます
こういう仕事をずっと続けていると、死に対して、心が慣れてしまう人も多いはず
隊長は心の優しい人だと思います
応援しています。頑張って下さい。
小さい男やな。
アホや。
何でそんなに偉そうなん?
15日に書き込んだバカ関西弁!!
言いてえ事が有んなら俺が面と向かって聞いてやるから来い!
御殿場のサーキットで小笠原って誰だ?って聞きゃ~誰でも俺の事を知ってっからよ!
楽しみに待ってんぞ( ̄ー ̄)
隊長
すいませんm(__)m
こう言うバカ、あったまに来るもんで…(--;)
まずかったら消して下さい。
この頃は、秋の気配が感じられいい気候ですね。
人生=人が生きるって事ですね。
みじかな人をついついないがしろにしてしまいますが、大事にして目をかけて、感謝を忘れないで、生きて行きたいと思うてます!
隊長さんのお言葉に忘れていた事を思い出す事が出来たり、心が救われたりで、ありがとさん!
これからも、応援してますので、大阪のおばちゃんですが、ファンやからね~
文章から、情景が目に浮かんできます
お疲れ様です
そして、このブログに出会えた事を、ほんっとに感謝します。
毎日過ごしている中で、
もうひとつ、ふたつ、
考えるべき事を、知らせていただいた気持ちです。
お体に気を付けて頑張って下さい。
マジ応援してますよ~~。
つか、 まだ読みきれませんけど☆☆
なんとなく、ぼんやりとわかっていても、
隊長から改めて語りかけられると
ずしっっと心に響きます。
たまに自分が死ぬ時の事を
考えたとき、
恐ろしくなって目をそむけたくなる。
自分が亡くなる時、
亡くなった後、
私は何処に行くんだろう?
亡くなる寸前、私は何を考えるんだろう?
「永いようで・・・短い人生だった・・」って
笑ってるんだろうか?
悔しがっているのだろうか?
そんな事ばかり考えて
嫌になる日もあります。
隊長はそんな生と死を
仕事を通してひしひしと体で
感じてるんでしょうね。
ほんと、人生はわからない。
今、私がしている事が正しい事なのか、
毎日正しく生きているのか、
まったく自信がありませんが、
苦しい事8割で楽しい事2割の人生を
出来る限り満喫していきたいと思います。
亡くなった母は
天国に入居できてるか、ちょっと心配です^^
楽になって来られたでしょうか
故人の方は本当に
自分でも予期できない「死」だったのですね
でも、考え方を変えれば
マンションで孤独死の前に
見つかってよかったのでは
などと思えます
人生一寸先は闇
自分の寿命は誰にもわかりませんが
精一杯その方も大家さんも
隊長さんも生きています
人に迷惑をかけない「死」がないということを
改めて思う日々です