特殊清掃「戦う男たち」コメント公開

戦友の意見交換の場として公開しています。

生きてたら

2007-07-07 07:55:14 | Weblog
死体業に入って15年。
数え切れない何人もの死と遭遇し、色んなかたちの死を見てきた。
色んな人(故人)達が、私の人生を通り過ぎていった。
その中には、私より歳の若い人もたくさんいた。

「もっといい仕事はなかったのだろうか」
そう過去の自分を振り返ってみることもあるけど、その全ては誰のせいにできるものではない。

自分に与えられた道、自分で選んだ道、何もかも、生きているから味わえる醍醐味。


ある不動産会社から、特掃の依頼が入った。
出向いた現場は、1Rマンションの一室。
オートロックの入口には監視カメラもついており、家賃の高そうな建物だった。





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7 コメント

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Unknown (ひろち)
2007-07-07 09:09:53
15年・・・頭が下がります。
隊長はきっと神様が選んだ人だから、この仕事についているような気がします。人の死にかかわる仕事をしてる方は選ばれた人と、私は思っています。
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誰にでも (rinko)
2007-07-07 14:41:07
遅かれ早かれ死はやってくるけれども、その寿命・宿命はどのように決められているのでしょうね。
亡くなる人と残される人、どうやって決められているのでしょう。
隊長は様々な年齢様々な境遇の故人と向き合って、沢山の事を学ばれているに違いありません。偉そうに行ってすみません。
病気や事故はいつ自分に起こるかもわからない。
一日一日を大切に前向きに生きようと思いました。

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感謝 (夏子)
2007-07-07 22:46:45
人として大切なことを考えさせられ、気づかされ、与えてくれるこのブログに感謝です。

これからも隊長さんの戦いを応援し続けます。
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一言 (やす)
2007-07-08 05:59:13
すべての人は死に対して無力。

したがって、死を悲観しすぎると苦しい。

しかし、なぜか悲観してしまう。

それが人間。

15年、筆舌にし難い経験を積んできたこと、お察しします。
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Unknown (Unknown)
2007-07-08 10:03:25
暑い中お疲れ様です。

いつも読ませていただいています。

「いつ何が起こるか分からないから、人は生きていられる」とも言えますよね。

これからも貴重なお話を聞かせて下さい。
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死体農場 (alcard)
2007-07-09 01:23:13
はじめて書き込みをします
本当に大変なお仕事だと思います
いちいち感情を移入したいたのでは体が持たないことだと思います
救急病院の医師も職種が違えど 本当に機械的に仕事をこなさなければ
「助かる命も助からない」のだと蘇生の見込みの無い患者の救命はそこで終わります
実は私も持病で喘息持ちです。重責発作で幾度も入院するたびにその苦しさから楽になれないものか
そう思ってしまいます。ですが親から授かった命を大事にしなあかんと・・
皮肉にも 親のありがたみや他人について考えることは 
自分が成長していく過程で自分がそれに気が付くことでしか身に付かない

親の働きの辛さが自分も勤めてはじめてやっとそれに気が付く

結婚して所帯を持って周り近所や人との付き合いを重要に考えるようになる

人ってやっぱり死ぬまで学問だなあ・・自分の決められた人生でどれだけ自分を磨くか
そう思います。

近頃は「死について」考えたりします もちろん世間並みの「寿命」について
人間の死後どうなるのかという好奇心と怖いもの見たさが、さらに私の心を狩り立てます
今まで「死体画像」や「浴室での腐乱死体画像」を画像でしかみたことがありません
私の職種的に「膠」を扱っていて何度か腐敗した臭いにむせ返りながら仕事をしてました
でも そんな「臭い」なんて比較にならない程なんでしょうね・・
「死体現象」はどうなるのか いろいろ調べました
もうご存知の方がいるかもしれませんが、アメリカにある「死体農場」の
「死者の謎賭け Vol.7 死体の伝記」のパソコンGyaOの無料動画をみました

http://douga.nifty.com/cs/title/subcategorydesc40/00802/8.htm

人体の腐敗過程が動画で説明されています。

かなりグロいですが「本当に自然の摂理」だと思いました
くれぐれも観覧する方はご注意ください!!
本当の死体の腐敗過程のドキュメンタリーです

尚、無料動画観覧するにあたり アンケート登録が必要です
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後悔 (wn)
2007-07-09 11:40:07
その通りです。
突然目の前から消えて二度と会えなくなることがあります。変わらない朝目覚めた途端、号泣する。
昨日の笑顔が、横顔が、この前の喧嘩した日が、電話で話した日が、昨日のあの温もりが、最後になる時があるのです。
最後だとわかっていたら・・・後悔は、死んでも続きます。
私はそれ以来、何年経っても、未だに誰かと会い別れる時、もう二度と会えないのではないかという不安を抱いてしまいます。
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