癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

不思議な団扇(うちわ)、御利益は大きい!

2006年09月17日 | Weblog

   今日の庭師とガーディナーはよく働きました。庭中央の灯籠周辺の草取りや苔張り、西側の生け垣の刈り込み・剪定などです。

   夕方、市内の道の駅で買い物をしたら、こんな団扇(うちわ)をもらいました。一生懸命働いたご褒美のようです

    

    団扇(うちわ)の裏には、「これを持参すると措定の温泉やレストランが50%割引や30%割引になります」とあります。

  それで、そこから、まだ行ったことのない温泉「八幡平温泉ゆらら」に直行です。

    「ゆららに行くぞ」と言ったらお母さんは、「物好き~~」と言われてしまいました (  )

         

      

    着いたのは5時、閉館は6時、家から35分(スープラで)夜は40分ほどの所、一人500円、団扇(うちわ)のおかげで2人で500円

    「広いお風呂に一人、サウナもあるし露天風呂もあって、貸し切りの温泉、良い気分だった」とは、お母さんの感想・・・

    そして、「これからは、お父さんを物好きな人とは言わないことにします。お陰で良い温泉を一つ見つけ!」との感想も・・・・。

                   良かった  

    ここ「ゆらら」のパンフレットには、「ふれあいギャラリー」に「利用者に温泉や入浴に関するあらゆる情報を提供している」とあります。確かに八幡平の多くの温泉の泉質の紹介やどんな泉質が何に効くかなど素晴らしい情報を提供していました(市の施設です)

       

             

   ここの情報では、玉川温泉は湧出量毎分9000㍑で日本一、温度は98度、泉質は酸性・・・・とかなり詳しく、又八幡平のほとんどの温泉のことが分かります。

                 

   H大温泉部長のめぐみんさんには、是非とも研究の為にここを訪れることをお勧めします

    さて、温泉マニア一歩前の私の感想です。

  昨日は「軽井沢温泉」を泉質は良いのだが、施設・設備は銭湯以下と評しましたが、ここ「ゆらら」はその全く逆です。

  施設・設備は☆3.5以上、泉質は・・・・ここは特別なのです

                    

    ここ「ゆらら」の温泉成分表にある「源泉名」等です。

    地熱発電所蒸気熱交換温湯温泉と記してあります。「大沼地熱発電所」周辺の温泉は地熱発電所のお湯を利用しているということは聞いて知っていたのですが、確かめてはいませんでした。

   以前より確かめたかったこと、勇気を持ってフロントの男性に聞きました。丁寧な答えを頂きました。

   少し下にある「大沼発電所」では地熱発電の為にボーリングをして、地下の高温の蒸気でタービンを回して発電をしていますが、高温の蒸気は冷えると高温のお湯になります。

 (新しくできた澄川地熱発電所では、このお湯も1、500mの地下-還元井で-に戻しています。)

   「大沼発電所」でできた高温のお湯は、モーターで近くの八幡平スキー場の頂上のタンクに貯められ、そこからこの辺の施設に降ろされているのだそうです。ここグリーンホテルなど周辺6ヶ所の温泉は全部同じお湯です。

   問題はその地下の高温の蒸気、熱湯の泉質です、残念ながら、「単純温泉、中性・低張性・高温線」、温泉成分量はわずか2mg(gではありません、大葛温泉は6g)です。

  臭いはありません。ややしょっぱい感じはしますが、私の感覚では、ほとんど地下水そのものという感じです。・・・ゴメンナサイ

   施設・設備は素晴らしく、何度でも来たいのですが泉質が・・・ここまでくると「蒸けの湯」や「大深」の温泉はすぐそばです。天は二物を与えずとは・・・ということはあるのでしょうか。

   伊豆下田の「観音温泉」は、泉質も雰囲気もGood、天は二物を与えることもあることを確認したいです