癒しの庭Ⅲ

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絵馬調査!

2007年09月11日 | Weblog
  今日は郷土史学習会の日です。
   いつもは午後1時半から始まるのですが、今日は午前9時半から弁当持参で午後4時までです。  

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 市内のA神社の絵馬調査を行います。会員15名、他に教育委員会から写真撮影の方が2名、地元地区の氏子3名、神主さん1名の総勢20名がA神社に集まりました。
     
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   このA神社の絵馬は、市内のG神社に比肩する素晴らしいものです。

   これらの絵馬は市の文化財指定になっており、市教委から報告書が作成されています。
   ですから、私たち民間の郷土史学習会が調査をして調査報告書を作成する必要はないのです。しかし、市の報告書にはカラーの写真はなく、白黒の写真が僅かです。

   絵馬は芸術品で、田中北嶺などの江戸末期南部藩の画家の作品も含まれています。

   私たちの郷土史学習会は順に絵馬調査を続けていくことにし、私はその写真撮影担当として出かけて行きました。

   しかし、私たちのA神社の調査は午前中で中止にしました。

   立ち会ってくれた神主さんが、この神社の屋根裏に保存されている大量絵馬には手を触れてはいけないと仰います。同行された市教委文化財担当の方も神主さんの発言には何も言わず、神社内の20枚位の絵馬の写真を丁寧に撮っています。

   私の予定では屋根裏にある大量の市教委も写真を撮っていない絵馬を外に出し、1まい宛写真を撮るつもりでしたが予想外の事態です。私は神社内のほとんど写真を撮ることを止め、後で地教委の方(無形文化財の仕事で親しい方)からCDで写真を頂くことにしました。この人たちが邪魔で撮りたい写真が取れなかったのです・・・・。
                   
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   会長や事務局と話し合い午前中でこの神社の調査は止めることにしました。

   思うことがあります。

   市の文化財指定を受けたら公開の義務が生まれるはずです。
   絵馬に手を触れてはいけないという神主さんのお話は県立博物館の指導があったからということで、文化財の保護の立場に立った考えです。と同時に、長い間屋根裏に保存したまま写真も撮られず朽ちるのを待つ状態も考え物です。
  
   私の考えでは、市教委が以前文化財指定の調査を行ったのですから市教委がその追補の調査として教権を発動して調査すべきです。私たち民間の調査に便乗するのではなく、市教委が調査をし、私たちはそれを参観すれば良いと思います。そして私たちはまだ未調査の、まだ人知れずにある絵馬を調査すれば良いと思います。

   こうした考えはいかがなものでしょうか。
   独りよがりの考えは危険ですので、県立博物館に一度問い合わせて見たいと思います。


  家に帰ると・・・・
         
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   ひなちゃんの「布団」ができて届いていました。
   ふかふかの布団で、かなり大きいです。
   もしかすると4~5才まで使えるかもしれません。

  ひなちゃんが今少し大きくなって、遊びに来てくれる日を待っています