今日は岩手県にお出かけの日です。
岩手県へのお出かけも残り僅かになったので、昨日の九戸、三戸、八戸の事前調査(研修視察の)に加えて、九戸村の視察へとおかあさんと共に足をのばしました。
九戸城で戦い斬首となった九戸政実の戦場は九戸城は二戸市(岩手県)
にあります。しかし、九戸政実が生まれ育った所は九戸村で(現在も九戸村で)二戸市の九戸城より20kmほど離れた所にあります。
そこには、九戸氏の菩提寺「長興寺」、九戸氏の祈祷所「九戸神社」、「政実神社」、政実の「首塚」などがあります。
研修視察の起案者としては、どうしても九戸村を我が目で確かめておきたかったのです。

長興寺の山門です。
長興寺は九戸政実の生まれた所でもあり、政実の死とも深く関わった所です。


長興寺の公孫樹
九戸政実が出陣の折にお手植えされた「公孫樹(いちょう)」の樹です。
ここまで写真を撮ったらデジカメの電池が切れてしまいました。昨日からの酷使にもかかわらず充電をしていませんでした。
・・・愚かな私です!
九戸政実は九戸城に籠城して最後まで戦おうとしたのですが、敵方大将の蒲生氏郷(がもううじさと)が、このお寺の薩天和尚を利用し、部下の生命は補償するからと和議を申し込ませてお城を開門させ、城内の女、子どもまで全てなで切り(武器を持っていないものを斬り殺す)にしたのです。
薩天和尚は「和尚を騙すとは・・・」と蒲生氏郷を恨みながら、盛岡のお寺の玄関で切腹して果てました。
この長興寺にある九戸家のお墓をお参りし、九戸神社、政実神社、政実の首塚もお参りして帰りました。
九戸村のHP 首塚など
現地を見た上で歴史文献を読むと身に滲みる感がします。
しっかり勉強し、よい研修視察にしたいと思っています
