走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

百年誇れるまちづくり

2008年01月21日 00時32分10秒 | その他
☆☆★ 文化に彩(いろど)られたまち

 最近よく思うことに、松山という土地柄や風土についてがあります。
若い頃は、都会でもなく、田舎でもなく、本当に中途半端なところだと、少し卑下していたところがあります。
でも、不思議と嫌いにはなりませんでした。
なぜそうなのかさえ真剣に考えたこともありません。

 そして、最近、このまちが本当に文化や歴史に彩られた他の地域にも負けないいいところだと痛感するようになりました。
これがアイデンティティでしょうか。
私は、この松山で生まれ、松山で育ち、家族を持ち、そして恐らく松山で最期を終えることでしょう。

 誰が、このような素敵なまちをつくってくれたのでしょうか。
それは、すべて先人が成してきた積み重ねなのです。
 では、今、私が仮に百年後の子どもたちに感謝されるまちづくりをしていると胸を張っていえるのでしょうか。
残念ながら、今の私では自信はありません。
でも、決して遅くないと思っています。

 まちづくりは永遠につながるものであり、そして何割かのゆるぎない理念によって一貫したまちづくりを行う時期にきていると思います。
ここであえて何割かと言ったのは、社会環境の変化に順応して変わらなければならない部分があるからです。
しかし、しっかりとした芯が通っていれば、つながったまちづくりができると思うのです。

 そして、そのことが百年先の人たちに誇ってもらえるまちへと進化していると思うのです。
私たちがそうであるように。