走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

北風と太陽(そのⅠ)

2008年02月06日 22時33分38秒 | その他
★★☆ 童話から学ぶ

 難しい話は苦手であります。
 ですから、部下などを指導するときには、できるだけわかりやすく話すようにしています。
 例えば、時に童話から引用したり、下ネタ系であったりします。(下ネタ系は結構受けます。)

 そして、最近、よく例えるのが「北風と太陽」です。
北風と太陽が旅人のコートをいかに脱がせるかを競う話なのですが、人の心を動かすのにどうすればいいかという例えによく使います。
なぜなら、地域活動は一人でも多くの人の心を動かすかにあるからです。

どのように引用するかと言いますと、こうです。
 「ええかい、『北風と太陽』という話を知っとるか?寒い北風をいくら
  吹かせても旅人はかえってコートを着込むんよ。コートを脱がすため
  には、温かい太陽の日差しをポカポカ当てんとコートを脱いでくれん
  のじゃが。ええか?人の心も旅人のコートと同じじゃけん。嫌がる心
  を嫌がる方法でいくら押してもコートは脱がんのぜぇ。旅人がコート
  を脱ぐとしたら、自らが知らん間にコートを脱ぐような方法を一生懸
  命考えないかん。人にはプライドちゅうもんがあり、それを傷つけた
  り、脅かすとコートを着込むんで。」

そして、落ちは必ずこう続ける。
 「ワシらの仕事はどこにおっても、何をやってもまちづくりじゃがな。
  税金をいかにうまくとるかを考えるより、いかに税金を納めがいが
  ある地域やと思ってくれるまちにするかに、かかとるんじゃないか
  あ。」と