走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

人生の波

2008年02月24日 02時13分51秒 | その他
★☆★ 結果を残す波とは

 日経ビジネスの「Associe(アソシェ)」の2008 03・04掲載記事の和田裕美さんのコラムを読んでいて、なるほどと思いましたので、ご紹介いたします。

 彼女の経歴は、日本ブルタニカにて営業で世界第2位に。現在はペリエ社長。
 営業コンサルタントとして多業種で営業組織作りに携わる。講演は200回
 以上、最新刊「和田裕美の「稼げる営業」になる!」(大和書房)など、
 著書多数。話し方教室も運営中だそうです。

 そこで、以下に彼女の原稿を一部引用させていただきます。

 私たちは、いつだって「人生には波がある」と教わってきました。この言葉は、今が人生最悪・・・とどん底気分の人であれば、「朝は必ず来るよ」と言われているような気になりますが、今、絶好調の人にとっては、「幸せは長く続かないよ」と悪魔のささやきのように聞こえたりするものです。なんだか怖いですね。(笑)
 私が英会話学校の営業をしていたとき、ちょっと数字が悪くなったときがありました。そのときに先輩も、「数字には波があるから、悪いときもあるんだよ」と言っていたので、「そうか悪いときもあるのだ。ゼロもあるのだ」と単純に受け止めてしまったのでした。
 同じ頃、ボスに「お前どうした?調子悪いぞ」と言われたときに、「ああ、波なんです。低い波に落ちたみたいで・・・」と、堂々と言ってしまったら、「はあ?なみぃ?波はもっと高いところで作れ!」と一喝。さらには、「お前の波は10と0の間を描く波だ!けどなぁ、結果を残す奴の波は、10と9の波なんだよ!」と、ものすごい怖い顔で怒鳴られてしまったのです。
 そう、非常にパフォーマンスが高い数字の波に乗れということです。私はおどおどしながらボスに尋ねました。「ボス、高い波に乗るためにはどうすればいいのですか?」「てめぇ、自分で考えろ!」。こうして私は大きな課題を与えてもらったのでした。
 さて、私がその後どうしたかというと、「ゼロを作ったらどうしよう」と思う不安を打ち消し、「一週間、毎日お客さんに会うのだから、結果がゼロになるはずがない」と信じることにしたのです。
 そして、そのために、「これだけやったのでだからきっと結果につながる」という、行動量から生まれる根拠と自信を、毎日コツコツと作っていたのです。(以下省略)


 私も「波」のことを今まで「10と0の波」と捉えていました。
 しかし、「10と9の波」でないと結果を残せないということに共感を覚えました。
そして、和田さんがとったように、まず物事をポジティブに捉える発想に切り替え、行動量から生まれる根拠と自信を、毎日コツコツと積み重ねるということが大切なんだと気づかされました。

 そういえば、自分の経験からも結果が残せた時は、ゆるぎない信念と根拠となる現場を常に見ているといった自信があった時だったような気がします。

 そして、波がなぜ起こるのかも考えてみました。
波は風によって発生します。風が強ければ強いほど波幅は大きくなります。
でも、その風も事前のネゴさえしっかり済んでおれば小さくなるということも改めて反省されられました。