走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

久しぶりの大阪

2005年10月10日 19時16分55秒 | その他
昨夜、久しぶりにD君と飲みに行きました。
彼との出会いは、20年前、私が選挙管理委員会で仕事をしていた時、地元大学の学生アルバイトとしてやってきました。
彼は、入学したてで、市役所からのアルバイトの求人情報(労働時間8時半から5時まで)を見て、来たということでした。彼は、夜学でしたから、好条件だったわけです。昼間働いて、夜、学校に行く。
しかし、現実はそんなに生やさしいものではありませんでした。
というのも、当時の不在者投票数は、おそらく日本一多いと言われてまして、しかも、すべて人海戦術で作業をしなければならなかったからです。
1日目夜中の1時半、2日目3時半、3日目にはさすがに切れてしまい、学生アルバイトの代表として、私に突っかかってきました。
以下、彼との会話。
 D君:「約束がちがいますよ。」
 私 :「はあ?」
 D君:「私たちは、8時半から5時までという約束で来ているんですよ。」
 私 :「はあ?」
 D君:「だから、8時半から5時までという約束で来ているんです。」
 私 :「はあ、何時までて聞いたの」
 D君:「だから、5時までだと。」
 私 :「だから、朝の5時までには終わりますよ」
 D君、無言....。
結果、3日目5時半、4日目6時。
そんな楽しい思い出を語りながら、大阪の夜も更けていきました。

西宮公務員塾

2005年10月09日 20時00分00秒 | その他
9日に西宮市大学交流センターで「西宮公務員塾(http://xdl.be/skj/)」があり、その講師で呼ばれました。
前半は株式会社リンク アンド モチベーション(http://www.lmi.ne.jp/group.html)の小笹芳央(おざわ よしお)代表でした。さすが、プロ。感服いたしました。講師で行ったはずなのに、一緒になって勉強させていただきました。本当に得した感じです。
一方、私はというと、その後なので散々でした。西宮市の職員の皆さん、期待はずれですみません。でも、西宮市の聴講いただいた皆さん、本当に、熱かったなあ。
私の講義内容は以下のとおりです。
 ●タイトル「坂の上の雲のまちづくり」
  ●サブタイトル「地方独立宣言/夢と志をもったまちづくり」
   第1章 まずは、わがまち自慢!!
   第2章 世界情勢が大きく変わったのは、
   第3章 国内情勢も大きく変わった...
   第4章 政策立案能力を高めるためには
   第5章 事業資金の独自調達とは
   第6章 時代を変えるということ
   第7章 自立から独立へ
   第8章 理想の独立とは

プロップ・ステーションを知っていますか

2005年10月07日 19時12分49秒 | その他
竹中ナミさんの拠点である神戸六甲アイランドのプロップ・ステーション(http://www.prop.or.jp/)に行ってきました。
メンバーはJCと私と。あいにくナミ姐(みんな敬意と親しみを込めて竹中ナミさんをこう呼ぶ)は国の審議会に出席中で留守でした。相変わらず、多忙なようです。対応は、鈴木事務局長がしてくれました。(突然の訪問なのに、心優しく対応してくれてありがとうございました。)
JCの人たちが、本気でハンディキャップの人たちをチャレンジドにするために動き始めたのは、ナミ姐との出会いからです。ナミ姐の強烈な個性に、ぐいぐい引っ張られながら、がんばっています。
でも、一つだけ気になる話を聞きました。それは、来年は福祉部会のメンバー数が減るということです。その理由は、どうやら終わりが見えないということから、希望者が少なくなってきているということです。
さびしいなあと思いました。
この仕事は、なかなか形になりにくいかもしれませんが、でも本当に大事なことだと思うのです。
がんばれJC、がんばれ福祉部会。私は応援するぞー。

思い出をつくる会社

2005年10月07日 19時10分52秒 | その他
松山青年会議所福祉部会(以下「JC」という。)のメンバーと一緒に神戸に本社のある通信販売会社「FELISSIMO」に行ってきました。
目的は、同社が竹中ナミさん率いるプロップ・ステーションと協働で、ハンディキャップを持った人たちが作る商品をカタログで販売するというビジネスモデルを確立しているということをJCのSさんが聞きつけ、それならば仕事誘致の営業に行こうとなったわけであります。きっかけは、そのSさんが、あるイベントで同社の社長に直談判したところから、始まりました。
対応は、M副本部長さんとY係長がしてくれました。
M副本部長は、穏やかにビジネスの厳しさを諭してくれました。でも、不思議とその話にはやさしさがありました。チャレンジド(ハンディキャップがあっても、前向きに働き、納税者を目指す人たち)が自立するための厳しさを誰よりも理解してくれている人の話でした。こんな人がいる会社、なんて素敵なんだろうと思いました。
そして、M副本部長の話の中で印象に残った言葉。「私たちは、単に商品をお客様に届けるだけでなく、思い出を送り届ける会社になりたいと願っています。」
フェリシモ・ファンになりました。

ある先輩O氏の名言

2005年10月07日 02時36分04秒 | その他
私よりも少しだけ人生の先輩であるO氏が、たまにだけども、とってもいい話をされることがあります。
素面のときは、少ないのですが興にいると、とっても素敵に話をされます。
では、ご紹介します。

 目の前の課題で、乗り越えれないものはないのですよ。
 それは、神様がこの課題はきっと君ならクリアできると確信をもって
 与えたくれたものなのだから。
 そして、その課題のほとんどは、常に次のステージにステップアップする
 ものばかりを選ばれるのです。
 ですから、ちょっとやそっとでクリアできるものじゃない。
 簡単にクリアできるものなら、試しはしませんよ。

なるほどである。
最近、目の前の課題にくじけそうになりかけていた私に、死んだ父の話が
思い出された。

 山より大きい獅子はおらん。
 海よりでかい鯨はおらん。

そうだよな。居直るところから始めよう!!
人生ケセラセラだ。

ある経済効果の算出の仕方について

2005年10月05日 00時18分47秒 | その他
自分の仕事の中で、新たに事業計画を提案したときに、その成果指標として経済効果をどのように算出するかが問題になることが多く見受けられるのではないかと思うのです。
また、大半の自治体は、そのノウハウを有していない場合が多く、そのためにシンクタンクといわれる研究機関に委ねるのがほとんどではないでしょうか。
そこで、その参考例として、つくばエクスプレスの経済効果について触れた文書がありましたので紹介します。(プレジデント2005.10.17号より抜粋)

■直接効果
 鉄道事業(建設と運営)
 沿線開発への投下資金   合計7兆1,981億円

■生産誘発効果(建設資材の購入、雇用賃金など)
 (産業部門別)
  ・建設業          7兆203億円
  ・製造業          6兆5,559億円
  ・サービス業        4兆2,592億円
  ・商業           1兆円
  ・運輸           1兆円
  ・不動産業         1兆円

■計画人口           45万人

       (第三セクター・首都圏新都市鉄道の1998年のデータ)

書くことは難しい!!

2005年10月04日 23時06分28秒 | その他
人の性格というものは、文書を書かせるとはっきりと出るものだと、最近よく感じます。例えば、まじめな人は、自分の知り得る知識をすべて、文書に盛り込もうとして、やたらと長い文書になってしまう。そうすると、どんなにすばらしい内容でも、読み手の興味が半減してしまう。でも、振り返れば自分もそういったことに陥ることが多い。反省であります。そこで、そのヒントになる記事を紹介します。

 プレジデント2005.10.17号「解決! 書く技術」より
 
 ①文章は真似ることから始まる
 ②何でもいいから毎日、実際に文章を書く
 ③知っていることをすべて書くのではなく、簡潔に絞って書く
 ④心に残るようなキーワードを入れる
 ⑤自分本位の論を展開するのではなく、相手の立場に立って書く
 ⑥主観だけでなく、客観的なデータや数字を入れる
 ⑦相手を引きつけるように、書き出しを工夫する

 こうやって整理していくと、書く技術の向上は、性格であきらめるよりも、日々の努力と相手のことを思って書くということのようです。まだまだだなあと思いながら、がんばろうと戒めたところであります。

司馬遷、曰(いわ)く

2005年10月03日 23時43分33秒 | その他
週刊東洋経済2005.9.3号
東京大学の吉川 洋教授の記事より

 司馬遷は老子の現状に満足せよという教えを、まったく現実性がないと渇破した。おいしいものを食べたい、おしゃれをしたいというのは古来人間の本性だ。
 われわれの住む社会には実にさまざまなものがあるが、それは皆、人々が欲しているものだ。人々の欲望を抑えることなどできない。
 これを踏まえて司馬遷は説く。
 ①最良の政策は民意に従うこと。
 ②民を利益で誘導すること。
 ③民に説教すること。
 これらの下が、
  統制経済
 最悪は、
  民と経済的に張り合うこと。
 さらに続けて言う。
  農業、工業、商業、いずれも政府の規制・統制によって発展するもの
 ではない。
 人々がそれぞれ能力に応じて力を発揮し、浴するものを得るのである。
 価格が低ければやがて上がるし、高ければやがて下がる。
 このように経済は水が低い所へ流れていくように日夜休むことがない。
 これは自然の節理にほかならない。

 なるほどである。氏が言うように、司馬遷は「東洋のアダム・スミス」と
 いうのも頷ける。

スーパー公務員講座、楽しいですよ。

2005年10月02日 21時54分55秒 | その他
経済産業省のSさんの肝いりで、わがまちでも「スーパー公務員講座」を開講していただいた。
運営するのは、NPO団体ETICから生まれた、これまたNPOのEyesです。この中で一番活躍しているのが、四国中央市出身のYHさんというかわいらしい女の子。
そのおかげで、公務員、大学生、民間人が41人も受講するという、驚く成果でした。この講座を受けることにより、政策提言の力がつくというもの。
つまり、地方から国に物申すことができるのである。
なのに私はというと、初日から遅刻してしまったため、テレビに映るSさんの勇姿を見逃してしまいました。
しかし、毎月2回、隔週の日曜日に1回当たり3,000円の会費を出し、しかも半年も続く、この研修に出てくるだけあって参加者のモチベーションは高く、驚かされました。
でも、うれしかったのは、私の職場から若い職員が3人も参加してくれたこと。
(本当にうれしかったなあ。)
そして、最も驚いたのは、最年長者が私だったこと。残念。

夢工房での出来事

2005年10月02日 21時53分19秒 | その他
本年1月の市町村合併を契機に、合併後の島嶼部をどのようにすれば元気になるのかを市民の視点から考え、事業提案をいただく夢工房がありました。
市長以下、関係部課長が参加し、その提案に対しての感想や質問に対して回答をするのですが、私も、その一人として参加しました。
ほとんど市長が対応するのですが、聴衆者が納得いただける内容だったと思います。
なぜなら、私よりもマネージメントとマーケティングのことをよく理解しているように思えたからであります。
それは以下の話があったからです。
島嶼部の産業振興について触れ、利益確保には2つの方法があります。
 1つ目は、規模の拡大(薄利多売)
 2つ目は、質の拡大(ブランド化)
島嶼部では質の拡大の方がいいでしょう。
そして、ターゲットの絞込みやアイキャッチの方法等、マーケティング手法に沿って進めていけば、質は高まるでしょう。
このことをそらんじられたわけです。
経済担当課長としては、このような市長の下で働ける誇りとしんどさ、わかってもらえます?
また、市長の言った言葉で特に記憶に残ったことを以下に記します。
 まず、第一歩を踏み出すこと。
  (まず、始めなければ何も始まらない。)
 そして、なぜできないかより、どうすればできるかを考えましょう。
私も、部下に早速、使わさせて頂こうと思いました。

卓球大会

2005年10月01日 22時05分09秒 | その他
本日、親睦の卓球大会がありました。
どうです、この勇姿。結果は....、
去年は一回戦で完封負け。
今年は、がんばって一回戦は突破しましたが、二回戦で去年の優勝チームとあたって、これも完敗。
しかし、親睦のスポーツイベントで、あんなに向きになるのかなあ.....。