昨日は、MUSKEさんのおかげで、大盛況の[TOY-TORCHA]でした。
ツイッターってすごいんだね、おそれいりやした・・・。
せっかく新しいお客さんが来てくれるようになったので、必殺のジョークをば御開陳。
「今年は辰年、来年は?」「赤ふんどし」


おおっ、パワードスーツ片手に大爆笑している皆様の姿が目に浮かぶようです。
・・・父ちゃんはこの夏48歳。辰年の年男です。・・・ちょっと反省

では、本題に・・・
クモの外見を考えるときちょっと難しいのが、こいつらには知能があるというところです。
P242に
かりにクレンダツウの工業地帯にあたる地表を廃墟にしてしまったらどうだ?
それでもやつらには依然として、おれたちと同じように、艦もあり植民地もあり、他の惑星もある。
とあるように、少なくとも種族としてのクモども、シュウド・アラクニックは、その時代の人類と同等の技術を持っているようです。
兵隊グモは、地中の頭脳グモに操られているだけらしいのですが、
P243には
ただの阿ホな虫けらだと決めこむようなことをしては大変だ。
兵隊グモは頭がよくて、訓練され、やる気充分だ
とあります。
そして、P246・247には
はじめてあのクモ野郎の姿にお目にかかったとき、俺の脳味噌は頭から飛び出してしまい、ガタガタ震えはじめたものだ
とゆう主人公リコの、たいへんめずらしい怖がり方や、怖くてびっくりして死んじまった犬のコトなども書かれています。
つまり、「知性を感じさせる恐ろしい虫の様な宇宙人」というのが目指すべきクモの姿と考えて差し支えないだろうと思われます。
が、勉三さんの眼鏡をかけた便所コオロギみたいなのを想像しちゃう人もいるだろうし、なんかもう人それぞれなんだろうなぁ・・・。
だからあくまでも、「父ちゃんはこんなふうに想像しました」ってコトでしかないんですけど、では なんでこんなふうなのかってところの解説をさせていただきます・・・。
まず最初に浮かんだのは人の頭骸骨でした。
誰にとっても恐ろしい物は「死」だと考えたからです。
そこで、体の後ろ半分を頭蓋骨のようにしようと思いましたが、足を八本つけたらタコにしか見えなくなってしまいました。

しかし、この作品が書かれた50年代、宇宙人(火星人だけかな?)と言えば蛸だったんだろうから、それもありかなって考えて、更なるタコ化に励みました。
それからP242の
心理、経済の面からは蟻ないし白蟻に酷似している。
および、P246の
ただの家グモがベッドにやってきただけで、背筋がぞおっとしてしまう。タランチュラにいたっては、考えただけでも気が遠くなりそうだ。おれはエビ、カニ、そのほかそんな類のものはいっさい食べられない。
等の記述から、蟻と甲殻類のイメージをもらいました。
また、蟻に似せるために、おなかより高い位置に上がった頭が、ケンタウロス風の上半身にも見えるようにすることで、半分は人型の生き物(=知)的な印象をねらい、
脚が4対もあったら遊ぶ時めんどくさいという思いもあったので、当初口の横の触手と考えていた場所に一番前の一対をくっつけました。
ところがこの事で露骨に上半身人型、下半身昆虫型という安っぽい雰囲気になってしまったので、緩和策として、顔から人らしさを排除する事などに気を配りました。
と、ぐだぐだ講釈並べておいて何ですが、諸事情により、クモ本体の写真はありません。
ごめんなさい。

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