TOY-TORCHA

60歳お父ちゃんの「つまらなくって、何の役にも立たない」と大評判の馬鹿まる出しブログ。

河童の本をいただいちゃった!

2013-02-19 10:56:44 | 河童
体調が良くなってきたので、岩永先生から送っていただいた著書、
「日本列島 河童発見伝」を読んでいます。

日本中の、河童に縁のある土地を取材して、河童にまつわるお話や、お祭り、オブジェ、河童好きの人々、お茶や饅頭までもを網羅した河童の百科事典みたいなすごく楽しい本です。
しかも全ページカラー!!



さらにさらにサイン入りですよ。





封筒や、丁寧に包んでくださった包装紙も河童!……くるってます。

しかしこの本を読んでると河童がじわじわと脳みそに侵入してきちゃいますね。
父ちゃんも発狂寸前です。



「河童」をほじくり返すことのおもしろさは、日本人の暮らし方を考え直すおもしろさに通じているように思われます。

昔の人は馬鹿だったから河童がいると思い込んでいたのではありません。
集落という小さな共同体をまとめていくため、そこに暮す人たちが積極的に情報やイメージの交換を行い、共有することに大きな意味を感じていたからなのだろうと思います。

テレビの普及でおろそかになっていった横のつながりが、インターネットを使った形で復活し、それぞれの小さなグループがコアな話題(フィギュアだとか、アニメだとか、興味の無い人にとっては馬鹿な話)で盛り上がってる状況は、「裏の川の河童が屁をこいたんだと…」「へぇ」みたいな話で盛り上がってたであろう村の井戸端会議の繰り返しなんだろうとも思います。

河童達は、密度の高い人間関係の接着剤や、潤滑油として機能していたのだろうなどと考えながら読んでいたら、無性に河童作りたくなって、みんなに見せびらかしたくなってきました。

岩永先生、良い本をどうもありがとうございました。
大切に読ませていただきます。


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