おまたせいたしました、「クモ野郎」塗装編始まります。
が、その前に前回の解説に間違いがありましたので訂正させていただきます。
ジョイント部品のゆるいところには木工ボンドが良い、みたいなこと書いちゃいましたが、それだと乾くまでの時間がかかりすぎるようですので、エポキシ系接着剤をジョイント部品の軸に薄く塗り付け、軸を太らせる、という方法で対処してください。
このやり方だと一番前の脚と、前から二番目の脚の付け根に、イエローサブマリン製ボールジョイントの「小」を使う事ができますので、お好きな方を選んで取り付けてください。
父ちゃんは、一番前にリボルバージョイント、二番目にボールジョイントを使いました。
思いつくのが遅くて、とんだご迷惑をおかけしました。ほんとにごめんなさい。
さて、気を取り直して色塗りを始めましょうか。
まず、遊んでくたくたになった(あるいは、これからなる)ジョイント部品を、ラジオペンチなどを使って取り外します。
気泡にはエポキシパテを詰め込みますが、奥で広がってるような気泡はデザインナイフでこじあけ、パテを詰めやすくしておきましょう。
次におなかの部品にはつなぎ目がしっかり出ちゃってるので、エポキシパテをすり込んで平らにします。
パーティングラインを消すとき、一緒に消えてしまったスジ彫りを彫りなおしておきましょう。
ついでに、関節のそばにあるぐじょぐじょっとしたモールドと、甲羅の境目にしっかりしたスジを掘り込んでおくと後の塗装作業がやりやすくなりますが、面倒ならやらなくても差し支えありません。
パテが乾いたら軽くサンドペーパーをあてた後、台所へ持ってって、ママレモンと歯ブラシでゴシゴシ洗います。
乾燥中の部品を置いておく台を用意しておきましょう。
日陰で乾かすのがいいらしいですけど、父ちゃんは急いでたのでタオルで拭いて、ティッシュのこよりで穴ぽこの中の水を吸い取ったりして、塗っちゃいました。
乾いたら、ジョイント部品を差し込む穴に練り消しゴムをちぎったものを詰めてマスキングします。
玉才さんがよく使ってるので真似して買ってきましたが、粘り気が強すぎて使いづらかったです。
表面に埃でもくっつけちゃえばよかったのかもしれませんが、みなさんは、あまり奥の深いところまで押し込まないようにして使ってください。
もしカスが取りづらいようでしたら、両面テープなど利用すると良いようです。
この消しゴムを利用して焼き鳥のくしとか、プラモデルのランナーとかを差し込んでおきます。
塗装準備完了!
まずレジンキャストに塗料がしっかりくっつく様にするための、下塗りをします。
車の塗装に使うサフェイサーを使用するのが一般的なようですが、今回は写真のスプレーを吹いてみました。
パテを盛ったトコロを中心に、黒を薄く吹き付けます。
黒、青、白を適当に混ぜて作った黒っぽい青をうっすらと吹き付けます。出っ張ってるところにはたくさん、へこんでるところには少しだけにして下塗りの黒が完全に消えてしまわないようにします。
父ちゃんは青っぽくなりすぎちゃったので、黒とクリアをまぜたものをへこんだところを中心に吹き付けました。
この後、メタリックの青をスプレーすれば、ワンダーフェスティバルのブースで見ていただいた物とおなじになりますが、今回はピカピカは無しにしました。
なんとなくなじんで、いい感じになったところで、先ほどの黒っぽい青に白を足した塗料でドライブラシ。
ぐじょぐじょの関節部分を茶色で塗り分けます。
ここがピシッと決まると引き締まった良いクモになりますが、父ちゃんのはそうでもありませんでした。
顔はこんな風に塗り分けました。
爪をクリーム色に、境目のぐじょぐじょを茶色で塗り重ねます。
爪にはクリアオレンジを薄くかけると硬そうでかっこよくなります。
写真を撮り忘れちゃいましたが、一番前の爪は、クリーム色にクリアブルーをかけて特別カチカチの爪って事にしました。
カメレオンの飛び出すべろみたいな仕組みで、この爪は飛び出すって事になってます、労働グモはこの爪を岩盤を砕くために使うのです。
小説の中では「黒い」と説明されているクモですが、父ちゃんは、黒っぽけりゃ何でも良いと思いますし、
他のより三倍飯を食う真っ赤なヤツがいたっていいと思います。
好きなように作って、塗って、いっぱい遊んで、大事なおもちゃの仲間に加えてやってください。
これからアパートに帰って、クモと機動歩兵を並べて飾れる小さなジオラマベースを作ろうと思ってます。
間に合えば、来週末このブログで作り方の解説をしますので、お楽しみに。
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が、その前に前回の解説に間違いがありましたので訂正させていただきます。
ジョイント部品のゆるいところには木工ボンドが良い、みたいなこと書いちゃいましたが、それだと乾くまでの時間がかかりすぎるようですので、エポキシ系接着剤をジョイント部品の軸に薄く塗り付け、軸を太らせる、という方法で対処してください。
このやり方だと一番前の脚と、前から二番目の脚の付け根に、イエローサブマリン製ボールジョイントの「小」を使う事ができますので、お好きな方を選んで取り付けてください。
父ちゃんは、一番前にリボルバージョイント、二番目にボールジョイントを使いました。
思いつくのが遅くて、とんだご迷惑をおかけしました。ほんとにごめんなさい。
さて、気を取り直して色塗りを始めましょうか。
まず、遊んでくたくたになった(あるいは、これからなる)ジョイント部品を、ラジオペンチなどを使って取り外します。
気泡にはエポキシパテを詰め込みますが、奥で広がってるような気泡はデザインナイフでこじあけ、パテを詰めやすくしておきましょう。
次におなかの部品にはつなぎ目がしっかり出ちゃってるので、エポキシパテをすり込んで平らにします。
パーティングラインを消すとき、一緒に消えてしまったスジ彫りを彫りなおしておきましょう。
ついでに、関節のそばにあるぐじょぐじょっとしたモールドと、甲羅の境目にしっかりしたスジを掘り込んでおくと後の塗装作業がやりやすくなりますが、面倒ならやらなくても差し支えありません。
パテが乾いたら軽くサンドペーパーをあてた後、台所へ持ってって、ママレモンと歯ブラシでゴシゴシ洗います。
乾燥中の部品を置いておく台を用意しておきましょう。
日陰で乾かすのがいいらしいですけど、父ちゃんは急いでたのでタオルで拭いて、ティッシュのこよりで穴ぽこの中の水を吸い取ったりして、塗っちゃいました。
乾いたら、ジョイント部品を差し込む穴に練り消しゴムをちぎったものを詰めてマスキングします。
玉才さんがよく使ってるので真似して買ってきましたが、粘り気が強すぎて使いづらかったです。
表面に埃でもくっつけちゃえばよかったのかもしれませんが、みなさんは、あまり奥の深いところまで押し込まないようにして使ってください。
もしカスが取りづらいようでしたら、両面テープなど利用すると良いようです。
この消しゴムを利用して焼き鳥のくしとか、プラモデルのランナーとかを差し込んでおきます。
塗装準備完了!
まずレジンキャストに塗料がしっかりくっつく様にするための、下塗りをします。
車の塗装に使うサフェイサーを使用するのが一般的なようですが、今回は写真のスプレーを吹いてみました。
パテを盛ったトコロを中心に、黒を薄く吹き付けます。
黒、青、白を適当に混ぜて作った黒っぽい青をうっすらと吹き付けます。出っ張ってるところにはたくさん、へこんでるところには少しだけにして下塗りの黒が完全に消えてしまわないようにします。
父ちゃんは青っぽくなりすぎちゃったので、黒とクリアをまぜたものをへこんだところを中心に吹き付けました。
この後、メタリックの青をスプレーすれば、ワンダーフェスティバルのブースで見ていただいた物とおなじになりますが、今回はピカピカは無しにしました。
なんとなくなじんで、いい感じになったところで、先ほどの黒っぽい青に白を足した塗料でドライブラシ。
ぐじょぐじょの関節部分を茶色で塗り分けます。
ここがピシッと決まると引き締まった良いクモになりますが、父ちゃんのはそうでもありませんでした。
顔はこんな風に塗り分けました。
爪をクリーム色に、境目のぐじょぐじょを茶色で塗り重ねます。
爪にはクリアオレンジを薄くかけると硬そうでかっこよくなります。
写真を撮り忘れちゃいましたが、一番前の爪は、クリーム色にクリアブルーをかけて特別カチカチの爪って事にしました。
カメレオンの飛び出すべろみたいな仕組みで、この爪は飛び出すって事になってます、労働グモはこの爪を岩盤を砕くために使うのです。
小説の中では「黒い」と説明されているクモですが、父ちゃんは、黒っぽけりゃ何でも良いと思いますし、
他のより三倍飯を食う真っ赤なヤツがいたっていいと思います。
好きなように作って、塗って、いっぱい遊んで、大事なおもちゃの仲間に加えてやってください。
これからアパートに帰って、クモと機動歩兵を並べて飾れる小さなジオラマベースを作ろうと思ってます。
間に合えば、来週末このブログで作り方の解説をしますので、お楽しみに。
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