勃ちあがった象の白い涙の物語

ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる

信長と神様

2016-06-10 04:17:03 | 宗教
(本文と写真との間には、何の関係もありませんし、何の意味もありません)

織田信長といえば、比叡山を焼き討ちしたり、本願寺を攻めたりして、仏教に対してはその信仰心の欠片もないというか、むしろ、仏敵の様な行動をとったことで有名であるが、そんな信長をして、神道に対しては、そういう攻撃的な対応をとったということが、少なくとも、私の知識の中にはない。
それは、ひとつは、神社は、寺院のそれと違って、武力勢力を持たず、それゆえに、信長に対抗することがなかったということもあるであろうし、戦国武将としては、部下の手前もあるのだろうが、合戦の前には、神社で戦勝祈願をしたであろうから、そういうことも影響しているのかな、とも思う。

ただ、あまり知られていない話ではあるが、面白い話があって、
まだ信長が尾張の一領主の時代に、戦で敵方を攻めるにあたって、攻めるためには邪魔な場所に神社があって、信長はあのとおりの性格なので、その邪魔な神社をぶち壊すように命令したのであるが、いざ、神社を壊そうとしたならば、にわかに信長をはじめ、ほかの兵たちの体調が悪くなって、やむなく兵をひきあげたという話がある。

日本史を考えるうえで、ほとんどの重要性のない話だし、おそらく、この話を伝えている文献そのものの信憑性自体が低いので、あまり世間には伝わっていない話ではあるが、すごく合理的な考えの持ち主で、神仏など一切信じていないと思われがちな信長であるだけに、面白い話だと思う。

正しい参拝の仕方

2014-11-01 01:58:47 | 宗教
(本文と写真との間には、何の関係もありませんし、何の意味もありません)

実は、神頼みというのは、ある程度、効果があると思っている。
ただ、神頼みで願いを叶えてもらうには、それなりに正しく参拝する必要があるとも思っている。

じゃぁ、正しい参拝方法とはどんなものなんだという話になると思うのだが、
個人的に大切なのは、そのお願いの内容になんだと思う。

たとえば、希望校への合格祈願に参拝した場合、
単純に「○○校へ合格しますように」というお願いの仕方では駄目で、
「○○しますから、合格させてください」というのが正しいと思っている。
「○○しますから」の○○は、
「一日5時間以上勉強しますから」とか「いつまでに、この参考書を終わらせます」など、
その願望に見合うものでなくてはいけない。

で、「○○します」と神様に申し上げた以上、
神様相手に嘘をつくわけにはいかないから、それを実行することになるだろう。

「なんだ、それでは神様の力ではなく、自分の努力じゃないか」と思う人がいると思うが、
正直、本当はそのとおりで、結局、やるのは自分でしかない。

あくまで神様はきっかけやチャンスは与えてくれるだろうが、
やるのは、自分なんだな。


日本の仏教

2014-06-19 00:24:13 | 宗教
(本文と写真との間には、何の関係もありませんし、何の意味もありません)

実は、通っていた学校がズーと仏教系の学校だったりする。
それだけに、一応は学校でブッタの生涯やその教えなんかは、サラーとではあるが習っていたりするわけではある。
そういう私から見て、今の日本の仏教は、本質的な部分でブッタの教えと違うものであると思っている。
そもそもブッタは、あらゆるものへの執着を捨てることとそのための方法を説いたわけで、やれ先祖供養だ!なんだとかいう日本の仏教は、はっきり言って、本来のブッタの教えと本質的に違うな、と思う。
ただ、心の平安を求めるには、今の日本の仏教は、日本人には合っているとはいえると思う。