勃ちあがった象の白い涙の物語

ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる

第2次菅改造内閣

2011-01-15 14:05:33 | 社会
菅首相が、内閣改造を行った。
おそらく、低迷する内閣支持率の回復を目指してのことだろうが、はっきりいって、その目論見は外れそうな気がする。

今回の内閣の顔ぶれを見て思うのは、脱小沢ということであり、はっきりいって、与謝野さんの入閣以外は、それだけだと言っていいと思う。
確かに、菅さんが首相になったときは、その脱小沢路線にて高支持率を獲得したのであるが、はっきりいって、当時はそれ以外にも菅さんにそれなりの期待があったわけであり、その期待がなくなった今、ましてや、諸問題山積、かつ危機的状況の日本の現状にあって、そんな脱小沢ごときにこだわっている場合ではないと思う。それに、小沢問題は、近いうちに強制起訴されるのが確実であり、そういう意味では、もう司法の問題となっていて、政治でどうこうする段階の問題ではないであろう。

今回の内閣の唯一のサプライズといって与謝野さんの入閣であるが、与謝野さんは以前より、消費税率UPによる増税路線を主張している人であり、そういう人を入閣させるというのは、そういう方向に進めますよ、という首相の決意表明であると受け止められる。

正直、増税そのものは嫌であるが、この状況をみれば、ある程度はやむをえないな、とは思う。しかし、それは、政府や官僚の無駄で非効率な出費や体質を何とかしてからでないと、誰も納得しないだろうし、民主党が政権を取れた最大の原動力は、その状況の改善を規定してのものだったと思う。

こんな事じゃ、この日本の未来は暗いな、と思う。

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