近年立て続けて発売されている浜田省吾のベスト盤第三弾。
今回は、社会的なメッセージ色の強い作品を中心に選曲されているらしい。
浜田省吾というアーチストに対しては、個人的には、あまり熱心に聴くような姿勢は持っていないのだが、「僕と彼女の週末に」が収録されているので、思わず購入してしまった。この曲は、もう四半世紀くらい前に発表された作品であるが、当時、すごく感動した記憶がある。
浜田省吾自体がかなり長いキャリアを持つアーチストだけに、こういう社会的なメッセージ色の強い作品を中心とした選曲をすると、「僕と彼女の週末」も含め、かなり古い作品も収録されてしまうことになり、その楽曲の持つメッセージ自体が、この長い年月に耐えうるものになっているかどうか、と考えれば、いささか疑問である。特に彼の場合、非常に真面目で真摯な姿勢が感じられるアーチストであるだけに、それ故の青臭いまでの熱さが、この時代になってみれば、あまりにリアリティを感じさせないものにしてしまっている部分があるように思う。
ただ、ここに収められている怒りや嘆きの具体的対象に共感できなくとも、そう考えさせた心持というか中心部分は、本来、我々が無くしてしまってはいけないもののはずで、僕は、そういうものを思い出すために、中年になった今も、ロックを聴いている。
今回は、社会的なメッセージ色の強い作品を中心に選曲されているらしい。
浜田省吾というアーチストに対しては、個人的には、あまり熱心に聴くような姿勢は持っていないのだが、「僕と彼女の週末に」が収録されているので、思わず購入してしまった。この曲は、もう四半世紀くらい前に発表された作品であるが、当時、すごく感動した記憶がある。
浜田省吾自体がかなり長いキャリアを持つアーチストだけに、こういう社会的なメッセージ色の強い作品を中心とした選曲をすると、「僕と彼女の週末」も含め、かなり古い作品も収録されてしまうことになり、その楽曲の持つメッセージ自体が、この長い年月に耐えうるものになっているかどうか、と考えれば、いささか疑問である。特に彼の場合、非常に真面目で真摯な姿勢が感じられるアーチストであるだけに、それ故の青臭いまでの熱さが、この時代になってみれば、あまりにリアリティを感じさせないものにしてしまっている部分があるように思う。
ただ、ここに収められている怒りや嘆きの具体的対象に共感できなくとも、そう考えさせた心持というか中心部分は、本来、我々が無くしてしまってはいけないもののはずで、僕は、そういうものを思い出すために、中年になった今も、ロックを聴いている。
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