勃ちあがった象の白い涙の物語

ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる

「団鬼六・縄責め」

2010-11-25 21:40:26 | DVD(映画)
にっかつロマンポルノの得意としたジャンルにSMものがあり、特に団鬼六の作品は、かなり取り上げられていたんじゃないか、と思う。ひょっとして、団鬼六の今があるのは、この数多くのにっかつ作品のおかげなのではないだろうか。

団鬼六作品は、その内容のハードさから、出演女優、特に主演女優は特定されていて、この「縄責め」の高倉美貴も、そんな女優の一人なのだが、彼女の魅力は、その内容のハードさよりも、むしろ、その美しさにあると思う。
正直、ハード言う点では、ほかの女優の作品と比べれば、非常に物足りない感じではあるが、彼女の美しさは、それを補って余りある。
この作品以降、数多くのアダルト系の作品が作られ、それに伴い、数え切れないくらいの女優が、その裸体を晒してわれわれを楽しませてくれたわけだが、そんな長い歴史の中においても、彼女の美しさは指折りで、当時とは比べものにならないくらいアダルト系の女優のレベルがアップした現在においても、変わることなく言えることだと思う。

この作品は、そんな彼女の主演した数少ない作品のひとつである。
彼女の場合、ハードなプレイより、その姿が美しいだけに、普通のSEXが一番綺麗に思えるわけで、そういう意味で、その美しい姿がもっとも堪能できる作品であり、個人的には、彼女の主演作の中では最高傑作ではないか、と思う。

彼女の場合、歴代女優中指折りの美しさがために、ある程度、こういうアダルト系に出演しているというだけで恩の字で、その姿がビデオなりDVDとして、今も楽しめる現状そのものが有難いと思わなくてはいけないのだが、せめて、もう少し、数多くの作品に出演してほしかったな、と思う。

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