トーネードの無職生活

無職生活で日常どのように過ごしいてるのか?
ウォーシミュレイションゲーム
日ごろ思ったことを書いていきます。

うつになったのは

2014-04-22 13:17:09 | 日記
 私が無職生活になった原因はうつ病ですが、最初に医者にかかってからずいぶんとたちます。しかし今、考えてみるとそれ以前にはもううつ病になっていたんだろうと思います。

 新入社員として会社に入社して5年目くらいでしょうか、会社の労働組合の役員をやらないかと誘われました。労働組合といっても、カチカチの左翼とかいうふうなもんじゃなくて、悪く言えば御用組合、よく言えば会社とのパートナーという感じの存在です。

 その頃の会社は、現在とは違って、まだまだのんびりとしていたというか、職人気質というか、そんな感じもあって、入社以来ひとつの職場ひとすじなんていうベテランがたくさんいる状態でした。それはそれで良いと思うのですが、私はひとつところの職場にずうっといるよりも、色々な職場を経験したいなあという気持ちをもっていたのもありましたし、労働組合の役員なんて、なりたくともなれないものに誘っていただいて光栄だなとの思いもあり、労働組合の仕事にかかわるようになりました。

 普通は職場と掛け持ちで労働組合の役員をやるわけですが、私の場合、専従ということで、会社の仕事は離れて労働組合の仕事のみするということになったわけです。つまり、労働組合に人事異動したみたいなものです。それから2年ほど労働組合専従の仕事をしまして、会社に戻ることになりました。

 労働組合の専従から会社の職場に戻る際、基本は元の職場にもどることになるわけですが、組合の上の方の方と会社の人事の方が相談されて、元の職場ではなくて別の職場にいくことになりました。それは、私としても色々な職場を経験したいという希望もあったので大歓迎でその職場に異動しました。

 で、その職場で仕事についてみたら、その職場では過去、労働組合のお偉いさんがいた職場で、上司の課長もその方が労働組合の仕事が忙しく職場と掛け持ちすることの大変さを身近で見ていたようで、私に対して仕事の負荷のかからない仕事を割り当ててくださいました。労働組合の仕事について理解のある上司だったということです。

 ところが、そんな配慮をしてもらったわけですが、私は労働組合の役員とはいってもぺいぺいで、前いた労働組合のお偉いさんとは立場が全然ちがうんです。ですから、職場の仕事に配慮していただきすぎたという感じで、職場の仕事が今日はないなんて状態になっちゃったわけです。ですが、上司が配慮しているわけだし、仕事を増やしてくれといって増やしてもらったとしても、春闘とかあるときには労働組合の仕事にとられてしまって職場の仕事が出来ないという状態にもなるわけで、無責任に仕事を増やしてくれとも言えないという状態になり、体調がおかしくなりました。

 この時がうつの始まりだったと思います。それでしばらく会社をやすんだりして、最終的にその職場から別の職場に異動させてもらいました。新しく異動した職場は、労働組合の仕事と職場の仕事との配慮なんてことは、全くなくって、無駄な仕事で忙しい職場で、バタバタと職場の仕事をするペースにまきこまれていったら、なんとまあ、体調が元に戻ってしまいました。つまりうつ病がなおってしまったわけです。

 ということで、職場でやることがなくなるというのが、うつ病の最大の原因だったのです。