ミグとスホイが合併？

　軍用機の開発には多大な金がかかります、米国ですらいくつかあった軍用機開発メーカーが合併して、ロッキード・マーチン、ノースロップ・グラマン、ボーイングの三社になりました。

　と、ロシアで有力機を開発していたミグとスホイが合併とのこと。ひと昔かふた昔はミグの戦闘機が主力でしたが、スホイがSu-27を開発してからは戦闘機はスホイが主流となっていました。両社がそれぞれ戦闘機を開発しても良いとは思うのですが、国家として複数の企業に競わせて戦闘機を開発するのも財政的に厳しくなっている感じがします。

　ヨーロッパでもフランスは独自にラファールを開発しましたが、ドイツやイギリスなどは共同してユーロファイタータイフーンを開発しています。もはや一国ですべてを開発するのは財政的にも技術的にも困難になっているのでしょう。

　で、ミグとスホイの合併ですが、今両社がどんな戦闘機を開発しているかはわからないのですが、たぶんステルス機を開発していると思います。いきなり両社が合同して戦闘機が開発されるとは思いませんが、そのうちとんでもない戦闘機が登場するかもしれません。それはそれで楽しみでもあるわけですが。