「社長!13分だけお時間下さい!」
なんの本がでたころだっただろうか.
忘れてしまったが,ある営業本でこういうのがあった.
時間を半端な分で求めて,奇をてらって目立つと,営業が成功しやすいという.
最近の流行であるが,みんな横並びなので実に変な気分になる.
今日来ていた営業もそうだった.
別に仕事を頼むんだから,それだけきっちりしてもらったら,こっちは別に構わない.
時間を計ったら,全然13分じゃなくて55分だった.
46分の時に突っ込みを入れてやったら,実に気まずそうだった.
しかし仕事の遅れのことで突っ込み返されたら,私の場合は人に物を言えないので,思いっきり笑ってごまかすつもりだった.
1時間弱,仏頂面でそのネタを出すタイミングを待っていたのに,彼からの突っ込みがなくて実に残念だった.
きっと彼にとって私はちょっと怖い人という印象のままだろう.
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