今日は名古屋大学での仕事の帰りに,名城線で本山で下りずにそのまま2駅進んで茶屋が坂まで行った.
春先まで千里で中華料理店「上海湯包」をやってた馬さんが,名古屋に店を移したのだった.
名古屋での店の名前は「馬府」.
「馬さんの家」という意味だそうな.
家に行くと髪の毛の伸びたお父さんがいた.
何ヶ月振りだろうか.
元気にやっている姿を見れて良かった.
聞いてはいたが,中国でも新しい店を出したところ.
100人規模の従業員がいるので,社員教育などでいろいろ知恵を絞っているところで,分厚い本を真剣に読んでいた.
3000平米くらいで周りを森に囲まれているというとっても良い環境だそうな.
行けるとしたら10月かな.
馬府にはカンフーをやっている大学時代の変人の後輩を連れていった.
危険だったのでお世話になっている人達を招待できなかった.
馬さんの中国の話に,彼はかなり感銘を受けていたので良かった.
馬さんとは半年ちょっと振りだが,奴には何年ぶりだろうか.
お互い複雑な学歴なのでよくわからない.
先輩として,いろいろアドバイスをした.
人間関係のこと,仕事のこと,情報産業に生きる人間としての心構え,自分が関わっている地域への目の配り方,ご両親への感謝,自分よりも若い人たちを励ますこと...
私の説法に真剣に聞き入り,頷き,要所要所で「はい!」と返事をする.
私の真剣さも手伝い,いい感じでマインドコントロールが効いてきた.
今なら大丈夫だろうか?と軽く自問自答し,仕上げに入る.
「君は自分が変人であることに自信をもっていい!」
しかしあえなく玉砕.彼は拒絶した.
もう12年間は同じようなやりとりが続いているかもしれない.
私としてはそれにこそ「Yes!」と言ってもいいと思うのだが,残念だ.
しかしきっといつかは本人に納得させてやりたい.
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