ミャンマー軍事政権を打倒し,ビルマの復活なるか?
20,000 march in Myanmar against junta
ヤンゴンでの反軍事政府デモ参加者が2万人に達した.
万の規模だとさすがに緊張感が違う.
スーチー女史の1988年の民主化運動以来の大規模なデモだ.
当時の政権は退陣したものの,その後にクーデターが起こり,何万人もが殺され,総選挙の結果を無視した軍の暴走は今も続いている.
何かまた大きな事が起きる雰囲気だ.
外務省の異様な判断で,日本は2003年まで世界で一番このミャンマー軍事政権を支援してきた.
異常な状態に気付かないまま,軟禁を限定的に解かれたスーチー女史に日本側からインタビューがあった.
「日本はこんなにミャンマーを支援しています」と感謝してもらいたそうなインタビュアー.
きっとあの馬鹿にはビルマとミャンマーの違いすら意識していなかったのだろう.
静かに怒りを抑えながらも,あの時のスーチー女史の眼はブチ切れてたと思う.
そのことの問題意識に触れないまま,テレビに流してしまっていたあの日本の極楽とんぼぶりもひどかった.
そしてそれは,実に罪深いことだと思う.
学生時代にミャンマーという言葉の意味を考えていない記事を出していた新聞社に抗議文を送っていたのを思い出す.
確か,まともに言葉を使い分けていたのは当時は朝日新聞しかなかったと記憶している.
日本には言霊という素晴らしい単語があるのに,それを意識しなくなっているのは残念だ.
でも言葉にこだわりがない文章は魂が入っていないと誰もが感じると思うのだが.
デモの僧侶千人、スー・チー氏と対面 ミャンマー(朝日新聞) - goo ニュース
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