風が北東に変わった。
天狗岳を巻き上がる筋状の雲の流れが、頭に浮かび リピートする。
松山市内は地方祭(秋祭り)で開店休業(学校や企業も休む)
一度端緒をつけた石鎚入山は、この際何度も繰り返される(笑)
快晴の天気予報を受けて、再びスカイラインを駆け上がった。
石鎚上空に、ぶあつい雲の流れがある。
何か厭な予感…
案の定、午前中青空は広がるものの、厚い雲の塊が幾つも山上を流れ
山肌に影を落とす。
そして正午過ぎからは、谷をガスが吹き上げ視界を閉ざし始める。
頭に描いたような筋状の巻き上がる雲の動きは見られず、
あまり美しくない北方向からの、べたっとした雲が徐々に視界を真っ白に覆ってゆく。
▲一番上と中と下、三ノ鎖巻き道のミネカエデの彩り。▲上、北壁の紅葉は1900m付近まで。
午後からの陽射しを閉ざした雲の流れは、寒気を伴なう風を吹かせた。
その上、下山時には小雨が降り始め、久万辺りから土砂降りの雨。
昨夜のmisaさんから寄せられたコメントに対する返信でも触れたように
秋山の天候は変わり易い。
防寒対策と雨具は忘れずに。
▲上、天狗岳の彩り。▲中、西稜の彩りは、ずいぶん鮮やか。▲下、10/8、8:44付けの山頂からの送信画像。
頂上社勤務の石鎚神社神職Kさんや今治のKさん(10月上旬立山へ撮影行)とも話したが、
今年の紅葉は、長引く夏の猛暑の影響か全体に褐色に縮れたり、
すでに葉っぱを散らした樹が多く見られる。
この時点までの紅葉の進行状態を見ると、一昨年のような「絢爛の秋」は
残念ながら望めそうもない。
(それでも、まずまず例年並みの紅葉は期待出来そう)
さて金曜、土曜日の雨は、山の彩りにとって吉と出るか凶と出るでしょうか?
そうですか?昨年とは個性が違っていますか?
それも又良しでしょう。
今小生は、栗拾い・草刈り・田起こし、野菜種まき等で宴たけなわ。雨の日以外は動けません。(笑)
地域一斉掃除、歯医者、お袋病院とメニューは充実していますが、その間隙をぬって速攻を駆けるかも?
ただ、小生は40年前から瓶からの雲海が一等でしたので、少々遅れた方が良いかもしれません。
写真楽しみにしていますが、くれぐれも無理な山行をなされないように。
kyo-chan ブログの「新米百姓」ファンとしては、
近頃多忙な貴公子さんの近在住人?との戦略的互恵関係に緊張感が走り興味津々(笑)
また余計な茶々(コメント)を入れてしまいました。
昨夜、山頂勤務のKさんからメールが入り、
山に降る雨は、風も弱くしっとり紅葉の色味を深める
恵みの雨となっているようです。
そして雨上がりの紅葉は、いっそう艶やかに色彩を際立たせ朝陽に輝きます。
11日の朝が楽しみです。
復活?には、まだまだ道のりは遠そうです。
相変わらず息切れが酷く、9ヶ月間のブランクは
なかなか埋められそうもありません。
有酸素運動のため、軽いランニングを始めました。
自分の身体と向き合いながら、少しづつ身体を戻してゆきます。
でも10日にはテントと食料と撮影機材を担ぎ上げなければなりません。
う~ん亀の歩みで、混雑する登山者から迷惑がられそうです(汗)